日経平均・NYダウ 今日の見通し【2026/6/8】株式マーケット朝報

株ニュース
KabuAI 朝報 2026-06-08
🌅 朝の総合マーケットブリーフィング
2026年6月8日(月)朝 | KabuAI
🔴 弱気
🔴 本日の総合判定:弱気 | ブロードコム&雇用統計ダブルショック ── 先物▼2,850円(▼4.27%)
⚠️ 【重大警戒】米ナスダック▼4.18%(関税ショック以来の大幅安)、日経225先物▼2,850円(63,820円)。ブロードコムAIガイダンス失望+雇用統計上振れで利上げ観測が急浮上。本日は大幅ギャップダウン開幕が確実視される。
📊 【今週の重要スケジュール】6/10(水)21:30発表の米5月CPI最注目。雇用統計に続き上振れなら利上げ観測が一段と強まる可能性。本日8:50には日本GDP 2次速報も発表。
🔥 今週水曜:米5月CPI発表(6/10 21:30 JST) 🔥
先週金曜の雇用統計が予想を大幅上回り(+17.2万件 vs 予想+9.5万件)、FRBの利下げ観測が急後退。
今週のCPIが再び上振れると相場への追い打ちリスク大。予想:前年比+3.5%(前回+3.4%)
① 日経225先物チェック
6/5東証終値 → 6/6夜間先物(本日寄り付き目安)
63,820 ▼2,850円(-4.27%)
6月3日史上最高値68,402円からわずか2営業日で▼4,582円(-6.7%)。ブロードコム・ショック+雇用統計ダブルパンチ。
6/3 史上最高値
68,402円(史上最高値更新)
6/5 東証終値
66,588円(▼882円 -1.31%)
6/6 夜間先物
63,820円(▼4.27%・本日寄付目安)
⚡ IG証券週間予測:「ブロードコム・ショックの余波、米CPI警戒で6万円台前半も視野」。本日はAI・半導体株の続落に最大警戒。
② ③ 米国主要指数(6月5日終値)
NYダウ
50,866
▼695pt(-1.35%)
雇用統計後に急反落
ナスダック総合
25,709
▼1,122pt(-4.18%)
関税ショック以来の大幅安
S&P 500
7,383
▼200pt(-2.64%)
ハイテク株が相場圧迫
米5月雇用統計(非農業部門+17.2万件、予想+9.5万件を大幅超過)でFRBの利下げ期待が急後退。ブロードコム(AVGO)のAI半導体ガイダンス失望が継続し、ナスダックは2日連続急落。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円(USD/JPY)
160.29円
高値160.34 / 安値159.75
→ 160円台で高止まり
VIX 恐怖指数
24.3
▲4.2(+20.9%)推定
⚠️ 警戒水準!20超え
米10年債利回り
4.52%
↑ 雇用統計後に上昇
利上げ観測で上昇圧力
雇用統計上振れで米10年債利回りは4.5%台へ上昇(推定)。ドル円は160円台を維持し、輸出株への下支えは継続するが、過度な円安は日銀介入警戒につながるリスクも。VIXは推定値。
⑦ 原油(WTI)・金価格(推定)
WTI原油
$64.20
▼$1.18(-1.8%)推定
レバノン停戦合意で供給懸念後退
金(スポット)
$3,285
▼$9(-0.3%)推定
利上げ観測・ドル高が上値を抑制
レバノン停戦合意でOPEC地政学プレミアム縮小し原油は下落傾向。金は安全資産需要があるもののドル高・金利上昇が重石。※数値は推定値を含む
⑧ 半導体関連株 前日比(6月5日)
⚡ AVGO(ブロードコム)
-12.59%(AIガイダンス失望・2日累計-19.5%)
⚡ 東エレク(8035)
-7.1%(59,450円)
⚡ レーザーテック(6920)
-6.5%(推定)
⚡ アドバンテスト(6857)
-5.0%(26,765円)
NVDA
-3.2%(推定)
AMD
-2.8%(推定)
東エレク・アドバンテストは確認値。その他は推定。東エレク+アドバンテストの2銘柄だけで日経平均を約762円押し下げた。SOXは約-3〜5%と推定。
⑨ 相場材料まとめ
  • ブロードコム(AVGO) AIガイダンス大幅失望:5〜7月期AI半導体売上高見通し160億ドル(予想172億ドル大幅下回り)。決算後2日間で▼19.5%急落し、AI半導体相場に冷や水を浴びせた。
  • ⚠️ 米5月雇用統計が予想を大幅上回る:非農業部門+17.2万件(予想+9.5万件)。FRBの利下げ観測が急後退し、米10年債利回りが上昇。ナスダック▼4.18%の急落を誘発。
  • 📉 日経先物が夜間取引で▼2,850円(63,820円):6月3日史上最高値68,402円からわずか2営業日で▼6.7%の急落。週明け東京市場の大幅安開幕が確実視される。
  • 🕊️ レバノン停戦合意で地政学リスク一部後退:中東の一部地政学リスクが低下し原油は下落。完全解消にはほど遠く、イラン情勢は引き続き注視が必要。
  • 🔄 AI・半導体からバリュー株へのセクターローテーション:6月5日の東京市場では半導体株が急落する一方、海運・不動産・ソフトウェア株が相対的上昇。「AI偏重」から「出遅れバリュー」への資金シフトが鮮明化。
⑩ 中国市場の動向(6月5日 推定)
上海総合指数
3,972
▼0.4%(推定)
外部環境悪化でやや軟調
香港ハンセン指数
23,420
▼1.1%(推定)
ハイテク株売りが波及
米国利上げ観測強まりで中国ハイテク株にも売り波及。習近平政権の景気刺激策が下支えも、外部ショックには脆弱な局面。※数値は推定値
⑪ 日本株への影響予想
ポジ材料海運・不動産(資金シフト先)
ポジ材料円安160円台(輸出株支援)
注意材料半導体株 大幅続落リスク
注意材料米利上げ観測・金利上昇
注目セクター海運・不動産・ソフトウェア
⑫ 先物寄り付き予想(8:45)
判定🔴 弱気・大幅ギャップダウン
想定レンジ63,000〜64,500円
根拠①夜間先物63,820円(▼4.27%)
根拠②AVGO急落継続・ナスダック▼4.18%
下値目安6万円台前半も視野(IG証券)
⑬ 本日の決算・注目イベント(6/8)
  • 📊 8:50 日本GDP 2次速報(2026年1Q):1次速報値からの修正幅に注目。日本経済の底堅さが確認されれば円高要因となる可能性あり。
  • 📋 本日は3月期本決算シーズン後半につき、主要大型株の決算発表は少ない見込み。中小型株の一部に残存あり(JPXサイトで個別確認推奨)。
⑭ 前日(6/5)の出来高急増・注目銘柄 ⚡
⚡ 東京エレクトロン
8035 | 電気機器
59,450円
▼4,210円(-7.1%)
AVGOショックで売買代金最上位。本日も続落警戒。寄り付き後の損切り動きに注意。
⚡ アドバンテスト
6857 | 電気機器
26,765円
▼1,405円(-5.0%)
東エレクと合計で日経平均を約762円押し下げ。SOX連動で動く。本日も売り先行か。
商船三井
9104 | 海運
(推定値)
+2〜3%推定(出来高急増)
AI・半導体からの資金シフト先として急浮上。海運セクターが避難先の筆頭に。本日も注目。
三菱地所
8802 | 不動産
(推定値)
+1〜2%推定(値幅上位)
セクターローテーションで不動産も物色。出遅れバリュー株として本日も注目継続。
東エレク・アドバンテストは確認値。商船三井・三菱地所は推定。本日の他の注目候補:レーザーテック(6920)・信越化学(4063)・NTTデータ(9613)。
⑰ 今週の重要経済イベント(6/8〜6/12)
6/8(月)今日
🇯🇵 日本GDP 2次速報(2026年1Q)
8:50発表。1次速報値からの修正幅に注目。
通常
6/10(水)21:30
🇺🇸 米5月CPI(消費者物価指数)
予想:前年比+3.5%(前回+3.4%)。雇用統計上振れ後の最重要確認材料。上振れならFRB利上げ観測が急浮上し相場への追い打ちとなるリスクあり。
最重要
6/11(木)21:30
🇺🇸 米5月PPI & 新規失業保険申請件数
CPIとセットでインフレ動向確認。申請件数の増減も雇用市場の先行指標として注目。
重要
6/12(金)22:00
🇺🇸 ミシガン大学消費者信頼感(速報)
インフレ期待も含むFRB注目指標。来週6/17〜18 FOMCに向け重要。
通常
※ 来週6/17〜18:FOMC政策決定会合。今週のCPIがFOMCの議論に直結する超重要局面。
⑲ 前日(6/5)の業種別騰落率(東証)推定
🔻 電気機器
-5.2%(半導体株急落)
🔻 精密機器
-4.1%(半導体装置関連)
🔻 情報通信
-3.7%(AI関連軟調)
🔺 海運
+2.5%(資金シフト流入)
🔺 不動産
+1.8%(出遅れ物色)
🔺 陸運
+0.6%
電気機器(東エレク▼7.1%・アドバンテスト▼5.0%等)が突出して下落。海運・不動産に資金がシフトし「AI偏重→バリュー回帰」が鮮明に。※業種騰落率は推定値
📋 今日のまとめ・注目ポイント(2026年6月8日 月曜)
1. ブロードコム(AVGO)のAI半導体ガイダンス失望(2日間で▼19.5%)と米5月雇用統計の大幅上振れ(+17.2万件 vs 予想+9.5万件)が重なり、先週末の米ナスダックは▼4.18%と関税ショック以来の最大下落を記録した。
2. 日経225先物は夜間取引で63,820円(▼2,850円/▼4.27%)まで急落しており、本日の東京市場は大幅ギャップダウン開幕が確実視される。IG証券は「6万円台前半も視野」と指摘しており、6万2,000〜3,000円の水準がサポートラインとして意識される。
3. 東エレク(▼7.1%)・アドバンテスト(▼5.0%)など国内AI半導体株は先週金曜に大幅安となっており、本日も続落リスクが高い。一方、海運・不動産・陸運などバリュー株が避難先として注目されており、セクターローテーションが本日の生命線となる。
4. 米10年債利回りは雇用統計後に4.5%台へ上昇し、ドル円は160円台を維持している。高金利・ドル高の長期化がグロース株の逆風となる一方、円安は輸出株を一定程度支援。VIXは推定24台と警戒水準に達しており、パニック売りに注意が必要。
5. 今週最大の山場は水曜(6/10)発表の米5月CPI(予想前年比+3.5%)。上振れなら利上げ観測が一段と強まり追い打ちリスク大。来週6/17〜18のFOMCに向け、インフレデータが相場の方向性を左右する局面が続く。慎重スタンスを維持しつつ、バリュー株・ディフェンシブへの分散を意識したい。

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