日経平均・NYダウ 今日の見通し【2026/6/9】株式マーケット朝報

株ニュース
KabuAI 朝報 2026-06-09
🌅 朝の総合マーケットブリーフィング
2026年6月9日(火)朝 | KabuAI
🟡 やや弱気
🟡 本日の総合判定:やや弱気 | SOXショック余波継続・VIX警戒水準で慎重スタンス
🔥 明日(6/10 水)米5月CPI発表 🔥
5月雇用統計が予想を大幅に上回ったばかり。インフレ指標の結果次第でFRBの利下げ見通しと金利・株式相場の方向性が大きく変わる。前日の今日は警戒感が強まりやすい。
🏆 AMDが前日比+5.20%と大幅反発。SOXショック後の過売り修正とリバウンド期待が半導体セクターを下支え。
📊 本日 日本GDP1Q2次速報(発表済)。今週後半(6/12前後)米5月PPI・日銀関連発言にも注目。
⚠️ VIX 24.5(警戒水準超え)・米10年債4.72%へ急上昇。FRBの利下げ観測が急速後退しており、高バリュエーション銘柄への逆風が続く。
① 日経225先物チェック
6/8(月)現物終値
64,024 ▼2,564円(-3.85%)
6/5米SOX -10%・ナスダック -4.77% の余波を受け今年最大級の下落。CME夜間先物は63,750円付近と引き続き軟調。
6/7終値 66,588
66,588円(前日)
6/8終値 64,024
64,024円(▼2,564円)
CME夜間 63,750
63,750円(▼274円)
② ③ 米国主要指数(6/8 月 終値)
NYダウ
51,060
+193pt(+0.38%)
6/5大幅安から小幅反発
ナスダック総合
24,720
+168pt(+0.68%)
6/5の-4%安から部分回復
SOX(半導体)
12,090
+406pt(+3.48%)
6/5の-10%安から反発
6/5(金)米5月雇用統計が市場予想(+9万人)を大幅上回る+17.2万人で着地。FRB利下げ観測が急後退し、米国株は大幅下落。週明け6/8は過売り修正が進み、ダウ・ナスダックともに小幅反発。ただし半導体・AI株への警戒感は根強く上値は重い。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円
158.20
+0.45% 円安方向
米高金利継続観測で円安圧力
VIX 恐怖指数
24.5
+18.4%(急上昇)
⚠️ 警戒水準!
米10年債利回り
4.72%
↑上昇中(高止まり)
雇用統計後に急上昇
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
$73.20
▼0.5%(軟調)
金(スポット)
$3,285
+0.3%(安全資産への資金流入)
米中東情勢は停戦継続中。原油は需要懸念と供給増見通しで上値重い。金は高金利下でも地政学リスクを背景に底堅く推移。
⑧ 半導体関連株 前日比(6/8)
⚡ AMD(米)
+5.20%(反発)
NVDA(米)
-0.51%
INTC(米)
-1.50%
⚡ 東エレク(8035)
-5.00%
アドバンテスト(6857)
-4.50%
⚡ レーザーテック(6920)
-5.50%
⑨ 相場材料まとめ
  • 📊 米5月雇用統計が市場予想を大幅超過(+17.2万人 vs 予想+9万人):FRBの利下げ期待が急後退。米10年債利回りが4.72%へ急騰し、金利敏感なハイテク・AI銘柄に強烈な売りが波及。6/5ナスダック-4.77%・SOX-10%の震源地。
  • 💻 SOX(フィラデルフィア半導体指数)6/5に-10%の急落:関税ショック以来最大の下落幅。NVDAは$204付近と52週高値($236)から約13%下落。AI需要は健在も利益確定売りが加速。
  • 🏗️ 日経平均6/8(月)に-2,564円(-3.85%)の大幅安:米国株安を受け東京市場は全面安。電気機器・精密機器が業種別下落率トップ。出来高は急増し、ベア型ETFへの逃避買いが目立つ。
  • 🇨🇳 上海総合が4,000を割り込み(3,959):2カ月ぶり安値。半導体株大幅安でアジア全体にリスクオフが広がる。
  • ⚛️ 政府が原子力発電所の建て替え目標案を提示:電力・原子力関連銘柄に物色機運。全面安の中でもディフェンシブな電力株が相対的に底堅さを見せた。
⑩ 中国市場の動向
上海総合
3,959
▼1.69%(4,000割れ)
2カ月ぶり安値水準
香港ハンセン
22,050
▼0.50%
米中摩擦懸念継続
中国の半導体関連株が米国の規制強化懸念を背景に大幅安。上海総合は心理的節目の4,000を割り込み、投資家心理の悪化が鮮明。当面は戻り売り圧力が強い可能性。
⑪ 日本株への影響予想
ポジティブAMD反発・SOX底打ち感
ポジティブ原子力政策・電力株
注意材料NVDA続落・VIX高止まり
注意材料明日CPI前の警戒売り
注目セクター⚡ 半導体・電力・防衛
⑫ 先物寄り付き予想
判定🟡 やや弱気〜中立
想定レンジ63,500〜64,200円
CME先物63,750円(▼274円)
根拠米株小幅回復も翌日CPI警戒
⑬ 本日の決算・注目イベント
  • 📋 本日(6/9 火)は主要決算発表の予定はありません。
  • 📋 鳥貴族HD(3193):先日の26年8月〜4月期 純利益+37%増を好感した動きに引き続き注目。
  • 📋 武田薬品(4502):訴訟引当金4,025億円計上の影響が引き続き株価の重しに。
⑭ 前日(6/8)の出来高急増・注目銘柄 ⚡
⚡ 日経ダブルインバース
1360 ETF
急増
出来高急増(前日比+200%超)
市場急落でヘッジ・投機の買い集中。リバウンド期待局面では逆回転リスク大
⚡ 東京エレクトロン
8035
約32,500円
▼5.0%(前日比)
SOX急落に連動して売り殺到。信用残高が膨らみリバウンドには踏み上げ期待あり
NTT
9432
約168円
-0.5%(相対的に底堅い)
全面安の中でディフェンシブ銘柄として資金流入。高配当利回りが支え
⚡ 東北電力
9506
上昇
原子力建て替え政策で物色
政府が原発建て替え目標案を提示。電力セクターへの資金流入が目立つ
⑰ 今週の重要経済イベント(6/9〜6/13)
6/10(水)22:30
🔥 米5月CPI(消費者物価指数)
5月雇用統計が予想を大幅超過した直後の物価データ。インフレ再燃の有無でFRBの利下げ時期が決定的に変わる最重要指標
最重要
6/9(火)今日
日本1Q GDP 2次速報(発表済)
1次速報の確認。内需・輸出動向を確認
通常
6/11(木)21:30
米新規失業保険申請件数
雇用統計の先行指標。強い雇用が継続するか確認
重要
6/12(金)22:30
米5月PPI(生産者物価指数)
CPIの翌日、CPIの確認材料として注目
重要
6/28〜29
FOMC(米連邦公開市場委員会)
今月最重要イベント。雇用・物価データ次第で利下げ見送り濃厚か。今週のCPI・PPI結果が判断材料
最重要
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
外国人投資家▼ 売り越し(半導体・AI株を中心に利益確定)
機関投資家▼ ポジション縮小傾向(VIX高止まりでリスクオフ)
個人投資家→ 逆張り買い(半導体・電力株に一部)
全体方向売り越しが優勢。本格回復には利下げ期待の回復が必要
⑲ 前日(6/8)の業種別騰落率
⚡ 電力・ガス
+0.8%
食料品
+0.3%
⚡ 電気機器
-5.8%(最大下落)
⚡ 精密機器
-5.2%
情報通信
-4.9%
輸送用機器
-2.5%
📋 今日のまとめ・注目ポイント
1. 米5月雇用統計(+17.2万人)がFRBの利下げ観測を急後退させ、6/5のナスダック-4.77%・SOX-10%が東京市場に波及、日経は6/8に-2,564円(-3.85%)と今年最大級の下落となった。
2. AMDが前日比+5.20%と大幅反発し「ショック売り」一巡の兆しも見えるが、NVDAは-0.51%に留まりVIX 24.5の警戒水準継続で本格回復にはまだ慎重姿勢が必要。
3. 明日(6/10水)の米5月CPI発表が最大の注目点で、インフレが高止まりすれば利下げ期待が更に後退し、再度の株安リスクがある一方、鈍化確認なら急反発の可能性もある。
4. 電力・原子力関連(東北電力など)は政府の原発建て替え目標案提示を受けて相対的に堅調で、全面安の中での資金の逃げ場として注目されている。
5. 日経先物CMEは63,750円付近と軟調で、本日の寄り付きは63,500〜64,200円レンジを想定。CPI前の調整売りと半導体リバウンド期待が交錯する神経質な相場を予想する。

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