📊 週末総括&来週展望レポート
2026年7月4日(土)| 今週マーケット総括 | KabuAI
🟡 中立
🏆 NYダウが史上最高値52,900ドル更新!(7/2終値 +594.83pt / +1.14%)米6月雇用統計の大幅下振れで利上げ観測後退が追い風
⚠️ 来週7/10(木)米CPI(6月分)発表が最大の焦点。FOMC議事要旨(7/7)も交えてFRBの政策スタンスを確認。相場の方向性を決する重要週。
ℹ️ 7/3(金)米国・独立記念日振替休日のため株式市場休場。最終取引日は7/2(木)。次回は7/6(月)より通常取引再開。
📈 今週の日経225 日次騰落サマリー(6/29〜7/3)
週間変動幅:約2,178円(-2.47%〜+1.47%)。週次終値:69,468→69,744(+276円 / +0.40%)でほぼ横ばい着地。
① 日経225 週次サマリー
週末終値(7月3日・金)
69,744 円
▲1,011円(+1.47%)
週間:+276円(+0.40%)|週内高値:70,474円(7/1)|週内安値:約68,400円(7/2日中)
来週の寄り付き見通し(7/6 月)
69,200〜70,500 円レンジ
米CPI・FOMC議事要旨次第。ETF分配金売り一巡後の需給改善期待あり。半導体動向を注視。
② ③ 米国主要指数(7/2 最終取引日終値)
NYダウ 🏆史上最高値
52,900
+594.83pt(+1.14%)
Independence Day前に最高値更新
S&P500
7,483
ほぼ横ばい(+0.01%未満)
内需・金融が半導体安を相殺
Nasdaq 総合
25,832
-0.80%
半導体・AIハイテク株が重石
SOX 半導体指数(急落)
13,250 (推定)
▼5.2%(7/2急落)
AI過剰投資懸念 | 峰値14,655(6/22)から下落継続
📌 「ダウ最高値」と「ナスダック・半導体急落」が同日発生する二極化相場。弱い雇用統計をダウは「利下げ期待」で買い、ナスダックは「成長減速懸念」で売りと明暗分かれた。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円 USD/JPY
160.6円
週次▼-1.2%(円高進行)
160円台前半:介入警戒ライン接近
VIX 恐怖指数
18.3 (推定)
やや上昇(警戒水準未到達)
20未満は通常レンジ内
米10年債利回り
4.45%
↓低下(4.50%→4.45%)
雇用統計弱め→利上げ観測後退
⚠️ ドル円は今週162円台から160円台へ円高進行中。財務省・日銀の介入警戒感が再び高まっている。米利回り低下は日本株にはプラス(バリュエーション改善)だが、円高は輸出株の逆風。
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
$67.2
▼週間 -2%(需要懸念・停戦継続)
金(スポット)
$4,007
▼やや調整(最高値圏から)
米国・イラン和平協議継続で原油需給の改善観測が重石。金は米利回り低下で下値は限定的も最高値圏からの利益確定売りが続く。
⑧ 半導体関連株 直近変動(US:7/2終値前日比、JP:7/3終値前日比)
※米国株(NVDA・AMD・INTC)はSOX-5.2%に基づく推定値。日本株は7/3実績。キオクシアの”朝10%安→引け10%超高”という乱高下は2026年上半期最大の1日変動の一つ。
⑨ 今週の主要ニュース・相場材料
- ⚡ 米6月雇用統計 NFP +5.7万人(予想+11.5万人を大幅下回る):失業率4.2%に改善も参加率低下。「就業者が減った→利上げ不要」のゴルディロックス解釈が株価を支援。ダウは史上最高値更新。
- ⚡ キオクシアHD(285A) 1日で-10%→+9.2%の劇的乱高下:前日の米半導体安を受け朝は急落も、50日移動平均線を支持に押し目買い殺到。ファーストリテとともに日経を約340円押し上げ。週内では最高値から30%超下落した経緯あり。
- 📊 NYダウ史上最高値52,900ドル更新:利下げ期待+独立記念日前の薄商いで好需給。一方ナスダック-0.8%・SOX-5.2%と強気の二極化が継続。AI過剰投資懸念が成長株を圧迫。
- 💱 ドル円が160.6円まで円高進行(週次-1.2%):弱い雇用統計でドル売り急増。160円台は日銀・財務省の介入警戒ライン。ADP民間雇用も+9.8万人と予想下振れ。
- 📈 SUMCO(3436) 年初来高値更新、NEC・富士通などソフト株高:7/3は半導体大型株から内需・ソフトウェア・素材株へ資金シフト。出遅れ感のある銘柄群が買われる物色の広がりを示した。
⑩ 中国・アジア市場の動向
上海総合(推定)
3,452
週間 概ね横ばい
内需刺激策への期待が下値を支える
香港ハンセン(推定)
25,500
週間 わずかに上昇
米ナスダック連れ安もテック株は底堅い
※上海・香港は推定値。中国景気減速懸念は継続するも、政府の内需刺激策期待が下値を支えている構図。米中関係の動向も注視。
⑭ 今週の注目銘柄 ⚡
⚡ キオクシアHD
285A
83,300円
7/3 +9.2%(+7,040円)
⚡ SUMCO
3436
年初来高値更新
7/3 上昇(出遅れ素材株)
アドバンテスト
6857
29,345円
7/3 +1.8%(部分的回復)
東京エレクトロン
8035
73,200円
7/3 +0.4%(底打ち確認か)
⑰ 来週(7/6〜7/11)の重要経済イベント
7/10(木)21:30
🔥 米CPI(6月消費者物価指数)
FRBの利下げ判断の最重要指標。前年比予想+3.2%前後。下振れなら株高・円高、上振れなら株安・円安リスクが大きい。
最重要
7/7(火)03:00
FOMC議事要旨(6月会合分)公表
6月会合での利下げ条件・タカ/ハト分布を確認。雇用統計後の政策スタンス変化に注目。
重要
7/8(水)23:00
米JOLT求人件数(5月分)
雇用市場の需給を確認。求人減少が続けば追加の利下げ期待を強化。
重要
7/6(月)
米国市場4日ぶり再開(独立記念日明け)
連休明けの初日。週末の材料消化と需給動向の確認。日本株への影響を朝から注視。
通常
7/9(木)21:30
米新規失業保険申請件数
週次労働市場指標。CPI前日のポジション調整に影響する可能性。
通常
7/6〜
📊 日本企業 第1四半期決算発表シーズン本格化
半導体・IT・金融など主力企業の業績確認。特に半導体製造装置メーカー(東エレク・アドバンテスト)の見通し修正に注目。
通常
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
外国人投資家今週は売り越し傾向(半導体大型株中心)
機関投資家ETF分配金捻出に向けた先物売りヘッジが継続
個人投資家キオクシア等の急落場面での信用買い増加
来週の焦点7月ETF分配金売り一巡後の需給回復タイミング
⑲ 今週の業種別騰落率(週次推定)
※業種別は推定値。実際の騰落率はJPX等でご確認ください。半導体関連(電気機器)が大幅安の一方、ソフトウェア・IT株に代替資金が流入する構図が今週の特徴。
📋 週末まとめ・来週の注目ポイント
1. 今週の日経平均は週間+0.40%でほぼ横ばいだが、木曜に1,741円安・金曜に1,011円高と激しい乱高下が続き、半導体株への集中リスクが改めて浮き彫りとなった週だった。
2. キオクシアが1日で-10%→+9.2%の極端な乱高下を演じ、信用残も急増中。押し目の魅力は高いが翌日の急落リスクも大きく、50日移動平均線を下回れば大幅続落のリスクがある点は注意が必要。
3. 米国では「ダウ史上最高値52,900ドル」と「ナスダック・SOX急落」が同日発生する二極化が鮮明。弱い雇用統計(NFP+5.7万人)をゴルディロックスと解釈した市場だが、成長減速への警戒は消えていない。
4. ドル円が162円台から160.6円まで週次▼1.2%の円高が進行し介入警戒ラインに接近。来週の米CPI(7/10)次第でさらなる円高・日本株下押し圧力が強まる可能性があり、輸出株は要注意。
5. 来週の最大焦点は7/10(木)の米CPI。インフレ改善なら利下げ期待強化で株高・円高。予想上振れなら全面逆回転リスク。FOMC議事要旨(7/7)も含め、FRBの政策スタンス確認が来週相場のカギを握る。
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