来週の株式投資戦略【2026/7/5】週次市場展望レポート

株ニュース
KabuAI 朝報 2026-07-05
🗓️ 日曜版・来週戦略レポート
2026年7月5日(日)| KabuAI 週末総括
🟡 中立
🟡 週間総括:AI過投資懸念で半導体急落、ダウは最高値も日経▼2.65%の波乱週
🏆 NYダウ7/2に52,900ドル(+594・+1.14%)で最高値更新。6月雇用統計が予想大幅下振れ(+5.7万人)→利下げ期待が下支え
📊 来週7/7(月):米国休場明け初日、6月雇用統計への遅れた市場反応・ISMサービスPMI発表に注目。7/8(火)FOMC議事録公表も重要
⚠️ AI半導体急落:MetaのAIコンピュート外部提供報道でSOX指数が7/1に-6.3%、7/2も続落。日経も週間▼1,889円(-2.65%)と大幅安。VIX 21台と警戒水準
🔥 FOMC議事録 7月8日(火)公表 🔥
現行政策金利3.50〜3.75%維持の根拠と今後の利下げ時期の手掛かりを市場は注目。雇用統計の弱さを受け、次回利下げ観測が強まる中での議事録内容が最重要ポイント。
① 日経225・週次サマリー(6/29〜7/3)
7月3日(金)終値
69,360 ▼1,889円(週間 -2.65%)
前週末比▼1,889円。週中に一時68,676円まで下落するも最終日に回復。AI過投資懸念で電機・精密機器が大幅安。
前週末 71,250円
71,250円(前週終値)
6/30(火)70,117円
70,117円(+648)
7/2(木)68,733円
68,733円(半導体急落)
7/3(金)69,361円
69,361円(週末回復)
⚠️ CME先物 69,680円
69,680円(来週見通し)
⚠️ CME先物69,680円(+319/+0.46%):月曜寄り付きの目安。ただし6月雇用統計の解釈次第で上下に振れる可能性あり。
② ③ 米国主要指数(最終売買日:7/2)
NYダウ ⚡最高値
52,900
+594pt(+1.14%)
7/3は米独立記念日休場
ナスダック総合
25,832
▼208pt(-0.80%)
AI懸念で続落
SOX(半導体)
5,240
▼大幅続落
週間累計▼10%超
ダウは雇用統計下振れ(+5.7万人)を受けた利下げ期待で最高値更新。一方、MetaのAIコンピュート外部提供報道がGPU需要減少懸念を呼び、ナスダック・SOXは急落継続。ダウ高・ナスダック安という分岐が顕著な週。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円 USD/JPY
161.27円
+0.16%
円安基調継続
VIX 恐怖指数
21.5
↑ 上昇
⚠️ 警戒水準!
米10年債利回り
4.30%
↓ 低下(雇用弱含み)
利下げ観測じわり上昇
ドル円161円台と円安水準維持。VIXは21超と警戒水準、半導体急落による不安心理の高まりを反映。10年債利回りは雇用統計下振れを受け4.30%台に低下。利下げ観測が強まりつつある。
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
$72.4
→ほぼ横ばい
金(スポット)
$3,418
↑ 安全資産需要
WTI原油は供給不安一服で72ドル台横ばい。金は市場不安定局面で安全資産買いが続き3,418ドル水準。利下げ観測強まりで金には追い風。
⑧ 半導体関連株 前日比(米:7/2終値、日:7/3終値)
⚡ NVDA(米)
-4.5%
AMD(米)
-3.2%
INTC(米)
-1.8%
アドバンテスト(6857)
+2.4%
東エレク(8035)
+1.8%
レーザーテック(6920)
+1.2%
米半導体は7/1・7/2と2日連続急落。日本株は7/3の反発局面で半導体も値を戻したが、来週の持続性が問われる。
⑨ 今週の主要相場材料
  • MetaがAIコンピュート外部提供を検討との報道(7/1):「計算資源ひっ迫」シナリオに疑念→NVDA・SOX急落のトリガー。GPU需要の過剰投資懸念が急浮上し、半導体全体に売りが波及
  • 📉 6月米雇用統計が予想を大幅下振れ(+5.7万人 vs 予想+18万人):雇用市場の急冷を示唆。FRBの次回利下げ前倒し観測が浮上。ダウは+594pt高も、ナスダックは続落と二極化
  • 🏦 FOMCは6月会合で政策金利3.50〜3.75%を維持:7/8のFOMC議事録が次の焦点。弱い雇用を受けた9月利下げ織り込みが進む可能性
  • 📊 ダウ工業株30種が7/2に最高値更新(52,900ドル):金融・ヘルスケアなどディフェンシブ銘柄への資金シフトが顕著。AI半導体不安がディフェンシブ相場を演出
  • 🌏 香港ハンセン・上海総合は小幅続伸:中国当局の景気下支え期待が下値を支え。米半導体急落の影響は限定的
⑩ 中国・アジア市場の動向(7/3)
上海総合
4,043.64
+0.37%
香港ハンセン
23,350.03
+1.28%
中国市場は7/3に続伸。米国の利下げ観測強まりで新興国への資金流入期待が高まった。米半導体急落の影響は中国市場には波及せず。中国政府の景気支援策期待も下支え材料。
⑪ 来週の日本株への影響予想
ポジティブダウ最高値・利下げ観測・円安161円
ネガティブSOX続落・VIX21台・AI需要懸念
注目セクター金融・ディフェンシブ・内需
要注意半導体・電機(重量感あり)
⑫ 月曜寄り付き予想(7/7)
判定🟡 中立(様子見)
想定レンジ69,000〜70,000円
CME先物69,680円(+319)
根拠雇用統計の反応・半導体の方向性
📊 週間騰落サマリー(6/29〜7/3)
指数・銘柄週次騰落コメント
日経225▼2.65%(▼1,889円)AI懸念週間売り
NYダウ+0.56%(±)最高値更新も小幅
ナスダック▼約1.5%半導体急落で続落
SOX▼10%超7/1・7/2の2日急落
ドル円161円台(円安継続)米金利低下でも円安
VIX21台(警戒水準)20超え継続中
⑰ 来週(7/7〜7/11)完全イベントカレンダー
7/7(月)
米国時間
⚡ 6月雇用統計の市場反応・ISMサービスPMI(米)
7/3(休場日)に発表された+5.7万人の弱い雇用統計に、月曜が初の市場反応。大きな値動きに警戒。ISMサービスも注目
最重要
7/7(月)
08:30 JST
家計調査・毎月勤労統計・景気動向指数(日)
日本の内需動向確認。消費回復の手掛かり
重要
7/8(火)
米国時間
🔥 FOMC議事録公表
現行3.50〜3.75%維持の根拠と今後の利下げ方針の詳細。弱い雇用を踏まえた次回利下げ時期の手掛かりを市場は注目
最重要
7/8(火)
米国時間
米6月貿易収支
貿易動向の確認。ドル円への影響に注意
重要
7/9(水)
米国時間
米卸売在庫・S&PサービスPMI確報値
通常
7/10(木)
米国時間
中古住宅販売・新規失業保険申請件数(米)
住宅市場と雇用の先行指標。弱い雇用統計後の流れを確認
重要
7/11(金)
米国時間
ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)
消費者心理の動向確認
通常
⑲ 業種別騰落率(週間:6/29〜7/3)
⚙️ 電気機器
-3.8%(最大下落)
🔬 精密機器
-2.9%
💻 情報・通信
-2.1%
🏦 銀行業
+1.4%
🍚 食料品
+0.9%
🛒 小売業
+0.5%

🗓️ 来週のセクター戦略(7/7〜7/11)

⚡ 注目①金融・銀行:利下げ観測強まりで利ザヤ縮小懸念もあるが、ディフェンシブ資金の受け皿として週間プラス。三菱UFJ・三井住友FGは引き続き押し目買い候補
⚡ 注目②内需・消費:食料品・小売・医薬品など円安恩恵は薄いが、AI不安局面での逃避先として注目。7/7の家計調査が好数値なら追い風
⚠️ 警戒①半導体・電機:SOX続落とVIX高止まりが重し。東エレク・アドバンテストは7/3に反発したが持続性は不透明。月曜の米市場反応を見てから判断が賢明
⚠️ 警戒②AI・グロース:MetaのAI投資見直し報道の影響が継続する可能性。FOMC議事録(7/8)でタカ派色が残れば一段安リスク
📋 戦略来週は月曜の雇用統計への市場反応を最優先で確認。ポジションは軽めで、FOMC議事録(7/8)通過後に方向感が出てから動くのが安全策
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
  • 📊 外国人:今週は半導体・AI関連を中心に売り越し。AI過投資懸念を受けた持ち高整理が続く。電機・精密機器に売り圧力が集中
  • 🏦 機関投資家:ディフェンシブ(銀行・内需)へのシフトが顕著。利下げ観測を受けた債券との比較で高配当株が見直される動き
  • 🔄 信用残:半導体関連で売り残急増。SOX急落を受けたショートポジションの積み上がりが来週の踏み上げリスクにもなりうる
📋 今週のまとめ・来週の注目ポイント
1. 今週の日経平均はMetaのAI外部提供報道をトリガーに週間▼2.65%と大幅安、半導体・電機が集中売りの標的となった一週間だった。
2. NYダウが52,900ドルで最高値更新する一方、SOXは週間▼10%超という「ダウ高・ナスダック安」の二極化相場が鮮明となり、来週もこの構図が続くか注目される。
3. 6月雇用統計(+5.7万人)の大幅下振れで利下げ観測が強まったが、月曜(7/7)が米国休場明けの初日となり、雇用統計への市場の「初反応」に最大限の注意が必要だ。
4. 来週最大の焦点はFOMC議事録(7/8)で、9月利下げの具体的な手掛かりが得られれば金融・ディフェンシブへの資金シフトが加速し、半導体株の重荷が和らぐ可能性がある。
5. VIX21台・SOX急落局面での来週戦略は「銀行・内需・高配当」のディフェンシブ優位。半導体の反発買いは月曜の米市場反応を確認してから慎重に判断することが肝要だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました