📊 週末総括&来週展望レポート
2026年8月29日(土)| KabuAI | データ基準:2026-08-28終値
🟢 強気
🏆 NVIDIA(NVDA)が四半期決算で大幅上方修正 → 株価+8.74%急騰。SOX指数+2.33%・ナスダック+1.57%と半導体・ハイテク全面高で週を締めくくった
📊 来週の最重要イベント:9月5日(金)21:30 米雇用統計(非農業部門)・失業率。FOMCの9月利下げ判断に直結
ℹ️ ウォーシュFRB議長がジャクソンホール初講演:「フォワードガイダンス路線からの転換」を宣言。データ重視の慎重スタンスを確認。市場は来週の雇用統計を最重要視
📅 今週の日経225 日次推移(8/24〜8/28)
週間騰落率:+0.91%(+603円)| 週末終値 約66,400〜66,620円
① 日経225 週間クローズ
金曜終値(8/28終値)
66,619 円
▲+0.74%
週間では+0.91%上昇。水曜65,528円を安値に反発し、NVDA決算を受けた金曜急伸で週高値更新
日経先物(週末のため休場)
— 休場中(CMEは週明け確認)
NVDA+8.74%を受けた米国先物の上昇を反映し、月曜寄り付きは66,500〜67,000円台を想定
② ③ 米国主要指数(金曜8/28終値)
NYダウ
53,569
+0.20%
週間:底堅い推移
ナスダック
26,541
+1.57%
NVDA主導で大幅高
SOX(半導体)
11,882
+2.33%
NVDA決算が起爆剤
S&P 500
7,731
+0.72%
NVIDIAの四半期決算が大幅上方修正で着地。データセンター需要・AI投資継続が確認されナスダック・SOXを強く牽引した
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円
159.44円
+0.12%
160円ライン接近に注意
VIX 恐怖指数
14.51
-4.60%
安全水準・リスクオン
米10年債利回り
4.67%
+0.17%
→ やや上昇
VIX14.51は市場の安心感を示す。米10年債は4.67%とやや上昇。ジャクソンホールでウォーシュ議長がデータ重視を強調したことで利下げ観測はやや後退
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
$83.17
▲+1.14%
金(スポット)
$2,500超推移
高値圏維持
WTI原油は$83台で回復。中東情勢とOPEC動向が引き続き注目。金は地政学リスクのヘッジ需要で底堅い推移
⑧ 半導体関連株 前日比(8/28 金曜)― 最大絶対値 NVDA +8.74% = 100%
⑨ 今週の主要相場材料
- ⚡ NVIDIA(NVDA)決算爆発:8/27引け後に四半期決算を発表。データセンター部門が前年比+150%超の大幅増収。EPSも市場予想を大幅上回り、翌8/28に+8.74%急騰。SOX・ナスダック全体を牽引した
- 🏛️ ジャクソンホール会議(8/27〜29):ウォーシュFRB議長が就任初講演。「フォワードガイダンスからの転換」を宣言し、データに基づく柔軟な政策判断を示唆。9月利下げへの明確なシグナルは出ず、米10年債が上昇
- 🤖 フィジカルAI・ロボット国策化:経産省が自律型ロボット「フィジカルAI」基盤モデル開発投資として2027年度予算概算要求に約1.4兆円を盛り込む見通し。AIロボット関連銘柄に注目集まる
- 💴 ドル円159円台後半:160円の介入ライン付近で推移。日銀の政策スタンスと米FRBの利下げペースが焦点。来週の雇用統計次第で160円突破か反落か方向感が決まる可能性
- 📊 日経平均は週間+0.91%上昇で着地:水曜の65,500円台を安値に、NVDA決算を受けた金曜急伸で66,600円台を回復。半導体セクターが日経を牽引する構図が続く
⑩ 中国市場の動向(8/28)
上海総合
3,959.64
+0.08%
香港ハンセン
25,680
+0.45%
上海は小動き、ハンセンはAI・半導体セクターが連れ高。中国の景気刺激策期待と米中テック競争の動向が引き続き注目材料
⑭ 先週の注目銘柄・来週の注目候補
⚡ アドバンテスト
6857
35,270円
+1.91%(+660円)8/28
東京エレクトロン
8035
56,230円
+0.41%(+230円)8/28
⚡ AIロボット関連
国策テーマ
物色継続
フィジカルAI予算1.4兆円
レーザーテック
6920
40,000円台推移
NVDA決算恩恵圏
⑰ 来週(9/1〜9/5)の重要経済イベントカレンダー
9/5(金)21:30
🇺🇸 米8月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)
FRBの9月FOMC(9/17〜18)の利下げ判断に直結。今週最大の注目イベント。雇用が弱ければ利下げ確率上昇→円高・株安リスク
最重要
9/3(水)21:15
🇺🇸 ADP民間雇用統計(8月)
雇用統計の前哨戦。市場予想との乖離で木・金の相場が動く可能性
重要
9/1(月)23:00
🇺🇸 ISM製造業景況指数(8月)
50を下回ると製造業の収縮を示す。景気判断の先行指標
重要
9/2(火)23:00
🇺🇸 JOLTs求人件数(7月)
労働市場の需給バランスを示す指標。雇用統計の補完
重要
9/3(水)東京
🇯🇵 東京消費者物価指数(CPI)
日銀の追加利上げ判断に影響。インフレ継続なら円高圧力
通常
9/4(木)21:30
🇺🇸 新規失業保険申請件数
週次の労働市場先行指標
通常
9/3(水)23:00
🇺🇸 ISM非製造業景況指数(8月)
通常
📌 9月17〜18日 FOMC:利下げ実施の可否が焦点。来週の雇用統計が最大の判断材料
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
直近の売買トレンド
外国人投資家小幅買い越し傾向(半導体・AI関連)
国内機関様子見。FOMC前に大きなポジション変化は限定的
個人投資家AI・ロボット関連株への資金流入継続
NVDA好決算を受けて来週月曜は外国人の買い越しが期待される。ただし9月FOMCに向けてリスクオフの局面切り替えに注意
⑲ 金曜8/28 業種別騰落率(推定)― 最大絶対値 サービス業 +1.5% = 100%
📌 来週のセクター戦略(8/31〜9/5)
- ⚡ 半導体・AI関連(最注目):NVDA+8.74%の余韻で月曜はアドバンテスト・レーザーテックに連れ高期待。ただし週後半の雇用統計で急変リスクあり
- 🤖 フィジカルAI・ロボット関連:経産省が1.4兆円規模の予算投入方針。川崎重工・ファナック・安川電機など産業用ロボット株に注目
- 💴 為替敏感セクター(トヨタ・自動車):ドル円159円台で輸出企業には有利。ただし160円突破なら介入警戒で反動下落リスク
- ⚠️ 週後半(9/4〜9/5)はリスク管理強化:ADP・雇用統計の結果次第で市場が急変する可能性。ポジションを落として雇用統計通過後に判断するのが無難
- 📊 9月FOMC(9/17〜18)を意識:雇用統計の内容が利下げ幅(0.25% vs 0.50%)の論争に直結。金利敏感なグロース株(ハイテク・不動産)に影響大
📋 今週のまとめ・来週の注目ポイント
1. NVIDIAが四半期決算で爆発的な結果を出し株価+8.74%急騰、SOX+2.33%・ナスダック+1.57%と米国ハイテク全面高で週を締めくくり、日本株の来週月曜は66,500〜67,000円台の強気スタートが期待される。
2. ウォーシュFRB議長はジャクソンホール初講演で「フォワードガイダンス転換」を宣言し、データ重視の慎重スタンスを鮮明にしたため、9月FOMC(9/17〜18)の利下げ幅は来週9/5の米雇用統計で決まるといっても過言ではない。
3. 来週最大の注目は9月5日(金)21:30の米雇用統計で、非農業部門雇用者数と失業率が市場予想を下回れば0.50%の大幅利下げ観測が強まり円高・株安リスクが浮上するため、週後半はリスク管理を徹底すべき局面となる。
4. 経産省がフィジカルAI(自律ロボット)基盤モデル投資として1.4兆円規模の予算概算要求を盛り込む見通しで、ファナック・川崎重工・安川電機などの産業用ロボット関連株への資金流入が期待される国策テーマとして浮上している。
5. ドル円は159.44円と160円の介入ライン付近で推移しており、雇用統計後の急変動リスクを念頭に、半導体・AI関連の強気トレードと同時に為替ヘッジや利益確定の準備を怠らないことが来週の鍵となる。
Comments