🗓️ 日曜版・来週戦略レポート
2026年07月19日(日)朝 | KabuAI
🔴 弱気
⚠️ 半導体株・世界的大暴落:SOXがピーク比▲20.2%で弱気相場入り。グローバル半導体時価総額が2週間で3.3兆ドル消失。日経は歴代5位の下げ幅▲2,694円を記録し、来週月曜は売り優勢スタートの見通し。
🛢️ 米イラン緊張激化でWTI原油が+4.46%急騰($82.47)。エネルギー株への資金シフトが加速する可能性。中東リスクの高まりに注意。
ℹ️ データ検証:日経水準64,141円は仕様書チェック範囲(25,000〜55,000円)を上回るが、現在の実際の市場水準のため生成続行(仕様書範囲が過去基準)。その他全指標は正常範囲内。
📊 今週の週間相場レビュー(7月13日〜17日)
今週の日経225(週間騰落)
64,141円
▼4,416円(週次 -6.44%)
先週末終値68,557円からの急落。半導体ショックが週後半に集中した。
※月〜水の数値は推定値。木曜・金曜は2日間合計▼4,610円の暴落。
① 日経225先物チェック・月曜展望
金曜終値 / CME先物(参考値)
64,141円
▼2,694円(-4.03%)
CME先物概算63,930円付近(▼211円)。月曜は売り先行で始まる見通し。想定レンジ:63,500〜64,400円。
② ③ 米国主要指数(7/17終値)
NYダウ
52,146
▼407ドル(-0.77%)
ナスダック
25,520
▼362pt(-1.40%)
SOX(半導体)
弱気相場入り
▼1.63%(ピーク比▲20.2%)
S&P500:7,457(▼76pt / -1.01%)。全指数が週次で大幅安。AI・半導体株への売りがナスダックを中心に波及。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利(7/17)
ドル円
162.35円
円安水準継続
VIX 恐怖指数
18.77
+12.19%(週次上昇)
米10年債利回り
4.54%
↑上昇中(金利高止まり)
VIXは18台で20未満だが上昇トレンド継続。週明け20超えで警戒水準突入の可能性に注意。ドル円は162円台で円安圧力継続中。
⑦ 原油(WTI)・金価格(7/17)
🛢️ WTI原油
$82.47
▲4.46%(急騰)
🥇 金(スポット)
$4,017
+1.03%
原油は米イラン紛争の激化で急騰。エネルギー・石油株へ資金流入の可能性。金は地政学リスクを受けて高値圏を維持。株式売りの受け皿として注目。
⑧ 半導体関連株 前日比(7/17終値)
⑨ 今週の市場急落材料(5大要因)
- 📉 TSMCが設備投資ガイダンスを大幅増額:過去最高益を記録しながら設備投資を$60〜64B(従来上限$56B)に引き上げ。キャッシュフロー圧迫を嫌気した売りが世界的に連鎖。
- ⚠️ ASML決算ショックが引き金:半導体製造装置最大手の決算ミスが発端。SOXは6/22ピーク比▲20.2%で弱気相場入り。グローバル半導体株の時価総額が2週間で3.3兆ドル消失。
- 💻 SKハイニックス米国IPO後に急落:過去最大の外国企業IPO(調達額$2.65B)成立後に売り圧力が殺到。「AI投資対ROI」懸念が再燃し、NVDAも-2.21%、INTCは-3.86%。
- 🛢️ 米イランへの空爆でエネルギー急騰:中東緊張の激化でWTI+4.46%急騰。リスクオフ相場の中でエネルギーと金が逃避先として浮上。
- 📊 信用売り残の整理売りが加速:国内半導体銘柄(東エレク・レーザーテック等)の信用買い残整理が続き、東エレクとアドバンテスト2銘柄だけで日経を▼1,097円押し下げ。
⑩ 中国市場の動向(7/17)
上海総合
3,764
▼3.05%
香港ハンセン
24,562
▼446pt(-1.78%)
中国・香港市場も世界的な半導体売りの影響で大幅安。上海はほぼ全業種下落。来週は中国テック株(アリババ・テンセント等)の動向にも注目。
— PART 2:個別株・来週戦略情報 —
⑬ 来週の決算発表予定・注目イベント
- ⚡ 国内半導体関連の1Q決算ラッシュ本格化:東エレク・アドバンテスト・ルネサス等が来週から決算発表シーズン入り。業績ガイダンスの修正有無が最大の注目点。
- 📊 米主要ハイテク決算はまだ先:今週はSOX銘柄中心の売り。再来週以降にApple・Metaなど大型決算が控えるため、AI投資方針の方向感に注目。
- 🏦 日本メガバンク決算(7月末予定):金利高環境での利鞘改善が期待されるが、株安による有価証券評価損に注意。
⑭ 今週の出来高急増・注目銘柄 ⚡
⚡ レーザーテック
6920
41,890円
▼4,480円(-9.66%)
⚡ 東京エレクトロン
8035
65,100円
▼5,790円(-8.17%)
⚡ アドバンテスト
6857
27,505円
▼2,135円(-7.20%)
⚡ 石油・エネルギー株
ENEOS/出光等
上昇↑
WTI+4.46%恩恵
⑰ 来週の重要経済イベントカレンダー(7/20〜7/24)
7/20(月)
米Leading Index(先行指数)6月分
景気先行指標。連続マイナスなら景気後退懸念が再燃する可能性。
重要
7/21(火)
🏛️ FRBウォッシュ議長 議会証言(上院・下院)
7/28〜29FOMC前の重要発言機会。タカ派・ハト派どちらのトーンかで為替・株式が大きく動く。
重要
7/21〜25
✈️ Farnborough Airshow(英国・ファーンボロ)
防衛・航空宇宙受注発表に注目。三菱重工・川崎重工等の関連銘柄に影響の可能性。
注目
7/22(水)
米製造業PMI・サービス業PMI(速報値)7月
景気サイクル確認。50割れなら景気後退懸念が強まる。
通常
7/22(水)
ユーロ圏PMI(速報値)7月
欧州景気動向確認。ユーロ円への影響に注意。
通常
7/24(金)
米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)7月
消費動向・インフレ期待値確認。センチメント指標として参照。
通常
7/28〜29(翌週)
🔥 FOMC(連邦公開市場委員会)+パウエル議長会見
来週のウォッシュ議長証言が先行ガイダンス。利下げ時期・回数が今週の株式相場の方向感を左右する。
最重要
🗺️ 来週のセクター戦略(日曜版)
⚡ 注目買い
エネルギー・石油関連(ENEOS 5020、出光 5019)
WTI+4.46%急騰・米イラン緊張継続なら需給タイトが続く。打診買いあり。PBR1倍割れのバリュー株でもある。
買い候補
⚡ 注目買い
防衛・航空宇宙(三菱重工 7011、川崎重工 7012)
地政学リスク継続・防衛予算増額トレンド追い風。ファーンボロエアショー受注発表も材料に。
買い候補
中立ホールド
内需・ディフェンシブ(食品 / 医薬品 / 小売)
グロース株売りの受け皿として資金流入の可能性。相場混乱時の避難先。利益確定ではなく保有継続推奨。
中立
中立ホールド
銀行業(三菱UFJ 8306、三井住友 8316)
米金利高で利鞘改善期待あり。ただし景気後退懸念・株安による有価証券評価損リスクに留意。
様子見
⚠️ 売り警戒
半導体・AI・電機(東エレク / アドバンテスト / レーザーテック / キオクシア)
SOX弱気相場入りで整理売り継続リスク高。底打ちシグナル(出来高急増+長い下ヒゲ陽線+RSI30割れ)確認まで新規買い待機推奨。信用買い残の多い銘柄は特に慎重に。
売り警戒
⑲ 今週の業種別騰落率(推定値)
※業種別数値は推定値。石油・石炭製品のみプラス圏で今週の唯一の避難先となった。
📋 今週のまとめ・来週への注目ポイント
1. 半導体ショックが今週の相場を直撃。SOXは6/22ピーク比▲20.2%で弱気相場入りし、日経平均も歴代5位の下げ幅▲2,694円(金曜単日)・週間▲4,416円という歴史的な急落となった。
2. 急落の震源地はASML決算→TSMC設備投資増額ショック→SKハイニックスIPO後の売り圧力という連鎖反応で、「AI・半導体への過剰投資懸念」が一気に市場に噴出した格好だ。
3. 来週は月曜寄り付き(CME先物63,930円付近)から売り優勢のスタートが想定される。63,000円前後の強固なサポートラインを守れるかが最大の焦点で、抜けた場合はさらなる調整を覚悟する必要がある。
4. セクター戦略は「半導体・AI電機は底打ちシグナル確認まで待機、エネルギー・防衛・内需ディフェンシブへの分散」が基本。WTI+4.46%で石油株は短期買い候補として浮上した。
5. 再来週のFOMC(7/28〜29)に向け今週火曜のウォッシュ議長議会証言(7/21)が重要なシグナルとなる。利下げ期待が後退する発言が出れば追加の株安要因となるため、金利動向と為替(ドル円162円台)の監視を強化されたい。
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