今週の株式市場まとめ&来週の見通し【2026/7/18】週次投資レポート

株ニュース
KabuAI 朝報 2026-07-18
📊 週末総括&来週展望レポート
2026年07月18日(土) | KabuAI
🔴 弱気
🔴 今週の総合判定:弱気 | 半導体・AI株が週後半に急落、日経は週間▼3,600円超の大幅安
⚠️ 地政学リスク急上昇:米・イラン衝突激化でホルムズ海峡封鎖リスク浮上。原油価格が80ドル目前まで上昇し、リスクオフが加速。
📅 来週7/20(月)は海の日で東証休場。4日間の短縮週に。7/24(金)は日本6月CPI・日本主要決算(信越化学・中外製薬)・米PMI速報に要注意。
ℹ️ TSMC Q2決算(7/16):売上高36%増の過去最高を達成。しかし市場期待を下回る見通しと判断され、AI半導体株全体の売りを誘発した。
📈 今週(7/14〜7/17)週間サマリー
週初(7/14)
67,743円
週中高値(7/15)
68,751円
週末終値(7/17)
64,141円
週間変化
▼3,602円
週間騰落率
-5.31%
① 日経225 週間日別騰落チャート
週末終値 / ナイトセッション先物
64,141 ▼2,694円(-4.03%)
ナイトセッション先物(7/17): 65,920円(▼920円)|週間では68,751円の高値から▼4,610円と急落
7/14(月)+0.74%
+500円
7/15(火)+1.49%
+1,008円
7/16(水)推定▼約1%
SOX▼4%に連動
⚡ 7/17(木)-4.03%
▼2,694円(-4.03%)週最大下落
7/17は半導体・AI株が急落し、東エレクとアドバンテストの2銘柄だけで日経を▼1,764円押し下げた。
② ③ 米国主要指数(7/16 NY終値)
NYダウ
52,552
▼105pt(-0.20%)
小幅続落
ナスダック
25,881
▼387pt(-1.47%)
AI株主導の下落
SOX(半導体)
10,186
▼4.2%(7/16)
6月安値を更新
TSMC決算が期待に届かずとの評価から、AI・半導体セクターへの利益確定売りが連鎖。ナスダック100は▼1.62%(29,025pt)で終了。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円
162.3円
↑ドル高継続
⚠️ 160円超・介入警戒
VIX 恐怖指数
21.8
↑上昇(推定)
⚠️ 警戒水準!
米10年債利回り
4.52%
→ 横ばい〜小幅上昇
ドル高背景に底堅い
ドル円は162.5円まで急伸後、162.3円で取引終了。財政悪化懸念+イラン情勢の安全資産ドル買いが主因。日銀の円安容認姿勢に変化の兆しはなし。
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
⚡ $79.5
↑中東緊張で急騰継続
金(スポット)
$3,180
↑安全資産需要
イラン革命防衛隊がホルムズ海峡封鎖を宣言。WTI原油は7/13の$74台から急騰し$80ドルが視野に。エネルギー株・資源株は今週の数少ない上昇セクター。
⑧ 半導体関連株 前日比(7/17 終値基準、最大絶対値12.3%=100%)
⚡ 東エレク(8035)
-12.3%(65,100円)
⚡ アドバンテスト(6857)
-10.8%(26,440円)
AMD
-5.0%($477)
INTC
-4.0%($93)
TSMC
-4.0%(決算売り)
NVDA
-3.0%($201)
⑨ 今週の主要相場材料
  • 🔥 TSMC Q2決算(7/16)が期待に届かず:売上高36%増・過去最高の好決算にもかかわらず、AI設備投資の持続性に懐疑的な見方が拡大し、半導体株全体が売られる展開に。東エレク・アドバンテストが急落し、日経を単独で約1,764円押し下げた。
  • ⚠️ 中東・イラン情勢の急悪化:米・イラン間の軍事衝突が激化。イラン革命防衛隊がホルムズ海峡封鎖を宣言し、世界の原油供給リスクが急上昇。リスクオフの安全資産(ドル・金)買いを誘発した。
  • 💻 AI過剰投資懸念がじわり台頭:TSMC決算をきっかけに「AI向け設備投資が収益に結びつくか」という根本的な問いが浮上。AI銘柄の利益確定売りが連鎖し、ナスダック・SOX指数共に大幅下落。
  • 💴 円安加速でドル円162円台:日本の財政悪化懸念に中東リスクのドル買いが重なり、162.5円まで急伸。160円台では日銀・財務省による為替介入への警戒も高まっている。
  • 📊 7/15(火)は一時好調:ASMLの強い決算・インテル次世代リソグラフィ装置採用報道を受けて日経は+1,008円の大幅高。しかし翌日からのTSMC売りで帳消しに。
⑩ 中国市場の動向(7/17直近データ)
上海総合
~3,990
推定 小幅軟調
香港ハンセン
~24,200
推定 小幅変動
中国は半導体規制緩和の余地を模索中だが、米中関係の不確実性は継続。上海は3,990〜4,050水準でもみ合い。香港ハンセンは24,000台前半で推移。
⑪ 来週の日本株 影響予想
ネガ:半導体調整局面が続く可能性
ネガ:地政学イラン情勢次第で急変
ネガ:円安162円台・介入リスク
ポジ:エネルギー原油高恩恵の資源株
ポジ:バリュー出遅れ景気敏感株に注目
⑫ 来週の戦略予想
週初判定🔴 慎重姿勢継続
東証休場7/20(月)海の日
想定レンジ60,000〜68,000円
注目セクター石油・食品・医薬品
回避半導体・グロース株
⑲ 今週の業種別騰落率(週次・推定、最大絶対値8.5%=100%)
⚡ 電気機器
推定 -8.5%(半導体急落)
⚡ 精密機器
推定 -7.2%
情報・通信
推定 -5.1%
石油・石炭
推定 +3.2%
医薬品
推定 +0.8%
※業種別数値はニュース報道・市場動向から推定。確定値は東証公式サイトを参照ください。
来週の重要経済イベントカレンダー(7/20〜7/25)
7/20(月)
🎌 海の日 — 東証休場
4日間の短縮週。海外市場の動向を注視。夜間先物・CMEの動きがカギ。
東証休場
7/22(水)
米6月中古住宅販売件数
住宅市場の動向。FRBの利下げ判断への影響に注目。
重要
7/24(木)
⚡ 日本・信越化学(4063)・中外製薬(4519) 決算発表
国内大型決算。信越化学の塩ビ・半導体部材需要が注目材料。
重要
7/25(金)
📊 日本6月CPI(全国消費者物価指数)
日銀の追加利上げ判断に直結。前回5月は前年比+3.1%。円安・エネルギー高で上振れの可能性。
最重要
7/25(金)
🇺🇸 米7月製造業・サービス業PMI速報値
景気先行指標。製造業の回復持続か否かを確認。50割れなら株安リスク。
最重要
7/25(金)
米6月新築住宅販売件数|AMEXとベライゾン(VZ)決算
米通信大手決算はディフェンシブセクターの景況感チェックに。
重要
来週通じて
中東・イラン情勢の動向監視
ホルムズ海峡封鎖・原油供給への影響。原油$80超えなら市場心理悪化。
継続監視
来週の注目テーマ銘柄
⚡ 東京エレクトロン
8035 | 電気機器
65,100円
▼12.3%(▼9,140円)週間
急落後のリバウンド狙い vs 二番底警戒。25日移動平均線の攻防に注目。
⚡ アドバンテスト
6857 | 電気機器
26,440円
▼10.8%(▼3,200円)週間
AI向けテスター需要は底堅いが過熱感調整中。信用踏み上げリスクに注意。
信越化学工業
4063 | 化学
決算待ち
7/24(木)決算発表
半導体用シリコンウエハーの需要動向が焦点。塩ビ市況回復の確認も。
エネルギー・資源株
INPEX(1605)・石油資源(1662)
原油高で堅調
WTI$79〜$80台で恩恵
イラン情勢次第で原油さらに上昇も。ディフェンシブとして注目度上昇中。
📋 今週のまとめ・来週へ向けた注目ポイント
1. 今週の日経平均は7/15の68,751円(年初来最高値圏)から7/17の64,141円へ▼4,610円急落し、週間騰落率は-5.31%と2026年最大級の下落週となった。主犯はTSMC決算失望による半導体・AI株の連鎖売りと、米・イラン衝突激化によるリスクオフだ。
2. 東京エレク(8035)とアドバンテスト(6857)だけで日経を約1,764円押し下げるほどの急落で、日本市場の半導体依存リスクが改めて露呈した。来週も半導体株の調整が続く可能性は高く、安易な押し目買いには慎重姿勢が必要だ。
3. 中東・イラン情勢の急悪化でWTI原油が$79〜$80台に突入。来週もホルムズ海峡封鎖リスクが続けば原油さらに上昇の可能性があり、エネルギー・資源株はディフェンシブな逃避先として注目したい。
4. 来週7/20(月)は海の日で東証休場。実質4日間の短縮週となる。7/25(金)の日本6月CPIが日銀追加利上げ期待を高める場合、円高反転→輸出株売りの展開に注意。逆に円安継続なら為替介入リスクが付きまとう。
5. 週間の予想レンジは60,000〜68,000円で、上値は7/15高値の68,751円・下値は心理的節目の60,000円。AI・半導体の過剰投資懸念が払拭されるか、地政学リスクが後退するかが来週相場の最大の鍵を握っている。

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