🌅 朝の総合マーケットブリーフィング
2026年8月31日(月)朝 | KabuAI
🟡 中立
🏆 週末の米国株は反発。ダウ+0.53%・ナスダック+1.00%と2営業日続伸し、週明けの日本株に下支え効果が期待される。
📊 今週(8/31〜9/5)は米・9月雇用統計週。ADP雇用統計(9/3・水)・米雇用統計(9/5・金)が最大の注目。FRBウォーシュ議長のタカ派姿勢後であり、結果次第で相場が大きく動く可能性。
⚠️ NVDAが米国市場で▲4.57%と急落(決算後の出尽くし売り)。SOX指数は8月月間で20.6%下落と2008年10月以来の大幅下落。半導体セクターは慎重姿勢を継続。
ℹ️ ジャクソンホール・シンポジウムでウォーシュFRB議長がタカ派シグナルを発信。物価上昇圧力への対応を最優先課題と位置づけ。利上げ再開観測が燻ぶっており引き続き警戒が必要。
① 日経225先物チェック
直近終値(8/28・木)/ CME先物推定(8/31朝)
66,405 円
▲273円(+0.41%)
CME日経先物(推定):66,670円付近(+264円, +0.40%)|米国株高を受けて小高い水準
※CME先物は推定値。実際の寄り付きは8:45の大阪取引所先物で確認してください。
② ③ 米国主要指数(8/29・金 終値)
NYダウ
52,485
+277pt(+0.53%)
続伸・アマゾン大幅高
ナスダック総合
25,373
+252pt(+1.00%)
ハイテク全般が堅調
SOX(半導体指数)
7,904
▲2.0%(推定)
8月月間▲20.6%
ダウ・ナスダックは続伸もSOXはNVDA決算後の出尽くしで下落。指数間の乖離が拡大中。S&P500は月間2カ月連続下落に終止符を打った模様。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利(推定値含む)
ドル円(USD/JPY)
148.2円
→ 横ばい
ウォーシュ議長タカ派でドル底堅い
VIX 恐怖指数
17.5
→ やや上昇
8/17に14.18の年初来安値記録後、NVDA急落で反発
米10年債利回り
4.65%
↑上昇基調
タカ派FRBで高止まり
⑦ 原油(WTI)・金価格(推定値含む)
🛢️ WTI原油
$84.5
▲3.6%(8/25比・利確売り)
🥇 金(スポット)
$3,280
↑インフレヘッジ需要継続
WTI原油は8/21の$87.83から利益確定売りで軟化。タカ派FRBへの警戒が原油需要見通しを圧迫。金はインフレ懸念の高まりで底堅い展開が継続。
⑧ 半導体関連株 前日比(8/29米国・8/28日本)
※日本株は8/28(木)推定値、米国株は8/29(金)終値ベース。NVDAは決算後の出尽くし・ガイダンス懸念で大幅安。
⑨ 相場材料まとめ
- ⚠️ NVDA決算・出尽くし急落(▲4.57%):好決算・好ガイダンスながら「期待に届かず」との評価で売り優勢。SOX指数の8月月間▲20.6%はリーマン・ショック以来最大の月間下落率。
- 📊 ジャクソンホール:ウォーシュFRB議長がタカ派シグナル:物価上昇圧力への対応を最優先と明言。9月FOMC(9/17〜18)での利上げ再開が意識され、グロース株・債券に逆風。
- 🏆 NYダウ・ナスダックは反発:アマゾン大幅高など景気敏感株・ネット株が牽引。半導体は弱含むが、ソフトウェア・消費者向けハイテクは堅調で指数全体を下支え。
- 💻 AMD・TSMC-ADR底堅い動き:NVDAの代替需要やAI投資継続期待が支え。「AMD、NVDAより有望」とのバロンズ特集記事が注目を集め+1.6%。
- 🕊️ 8月月末・9月入り相場:月初の需給調整・機関投資家のリバランス売りに注意。一方、9月利下げ期待が後退しており円安ドル高が輸出株の下支え要因となっている。
⑩ 中国市場の動向(8/28)
上海総合指数
3,952
▲0.11%(4日ぶり反落)
香港ハンセン指数
25,584
+0.07%(小反発)
上海は週末を前に持ち高調整の売りが優勢となり4日ぶり反落。香港は慎重な値動きも小反発。中国PMI(8月分)が8/31に発表予定で、内需回復の進捗が焦点。
⑬ 本日の決算・注目イベント(8/31)
- 📊 本日(8/31)は主要企業の決算発表は確認されていません。9月第1週から中間決算ラッシュが始まる企業があります。
- 📈 中国製造業PMI(8月):本日発表予定。50を上回るか下回るかで中国経済の回復力を判断。関連セクター(素材・自動車・機械)に注目。
- 🏭 日本・工作機械受注(7月):製造業回復の先行指標。半導体製造装置向け需要の動向が注目される。
⑭ 前日(8/28)の出来高急増・注目銘柄 ⚡
⚡ 東京エレクトロン
8035
推定+0.5%
AI・半導体回復期待
⚡ レーザーテック
6920
推定+0.4%
半導体製造装置
⚡ アドバンテスト
6857
推定+0.3%
半導体テスタ
安川電機
6506
フィジカルAI関連
産業用ロボット
⑰ 今週の重要経済イベント(8/31〜9/5)
9/5(金)21:30
🔥 米・雇用統計(8月)非農業部門雇用者数・失業率・平均時給
FRBウォーシュ議長タカ派発言後で注目度最大。利上げ再開判断に直結。強い数字→ドル高・株安のリスク
最重要
9/3(水)21:15
ADP民間雇用統計(米・8月)
雇用統計の前哨戦。20万人超なら利上げ再開リスク上昇
重要
9/1(火)23:00
ISM製造業景況指数(米・8月)
製造業の景況感。50超えで景気回復確認→利上げリスク高まる
重要
9/3(水)23:00
ISM非製造業景況指数(米・8月)
雇用・サービス業の活況度を示す。ADP翌日の発表
重要
8/31(月)今日
中国・製造業PMI(8月)
50超えで景気拡大。中国関連銘柄(素材・機械)に影響
通常
9/4(木)21:30
新規失業保険申請件数(米)
労働市場の週次指標。雇用統計前の参考データ
通常
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
- 📉 8月の外国人投資家:半導体株の急落(SOX▲20.6%)を受け、東エレク・アドバンテスト・レーザーテックなどを中心に売り越し傾向。月末のリバランスで一部買い戻しも。
- 🏦 国内機関投資家:決算発表が一段落した好業績銘柄(AI・物流・DX関連)への見直し買いが継続。防衛関連や内需株への資金シフトも観察される。
- 📊 9月入り後の需給:月初は機関投資家のポートフォリオ調整・リバランス売りが出やすい時期。月末から月初にかけての薄商いに注意。
⑲ 前日(8/28)業種別騰落率(推定)
※業種別騰落率は推定値。8/28は「AI・半導体関連が買われるも上値は重い」との相場概況に基づく。
📋 今日のまとめ・注目ポイント
1. 週末の米国株はダウ+0.53%・ナスダック+1.00%と続伸し週明けの日経は小高い寄り付きが見込まれるが、NVDAが決算後に▲4.57%急落しSOX月間▲20.6%となったことで半導体セクターへの悪影響は避けられず、東エレク・アドバンテスト・レーザーテックは慎重な値動きとなる可能性が高い。
2. ジャクソンホール・シンポジウムでウォーシュFRB議長がタカ派シグナルを発信し9月FOMC(9/17〜18)での利上げ再開が意識されており、今週の米雇用統計(9/5・金)が今後の相場方向性を決める最大のカタリストとなるため、週後半は様子見ムードが強まる展開を予想する。
3. ドル円は148円台で底堅く推移しており円安メリット銘柄(輸出企業・ソフトバンクG等)の下支えとなっている一方、長期金利4.65%水準での高止まりは成長株・不動産・REIT等への継続的な逆風となっており、セクター選択で明暗が分かれる構図が続いている。
4. 中国リスクでは本日(8/31)に発表される8月製造業PMIが注目で、50を下回る場合は素材・機械・自動車株にネガティブ影響が出る可能性があり、一方で本日は月末・月初の需給調整により相場の薄商い・振れ幅の拡大に注意が必要な局面でもある。
5. 今週のデイトレ・スイング戦略として、⚡AMD・ソフトウェア系AI銘柄は半導体下落の受益者として注目できるが、⚠️半導体製造装置株(東エレク・アドバンテスト)はNVDA急落の波及リスクがあるため、9/5雇用統計まではポジションを軽くして無理なトレードを避けることを推奨する。
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