📊 週末総括&来週展望レポート
2026年06月27日(土)朝 | KabuAI
🟡 中立〜やや弱気
🏆 海外投資家は現物市場で7週連続の買い越しを継続(直近1兆562億円規模)。日本株の下支え材料として機能
📊 来週は7/1(水)日銀短観(6月調査)・米6月ISM製造業PMI、7/2(木)米6月雇用統計に注目。月初の重要指標が集中する週
⚠️ 週末(6/26)にかけて半導体株の過熱感修正が広がり、アドバンテスト・東京エレクトロンの2銘柄だけで日経平均を約762円押し下げ。上海総合・香港ハンセンも連れ安
ℹ️ 日経平均は本仕様の検証レンジ上限(55,000円)を超える高値圏のため「要確認」表示。本レポートの主要数値はyfinance実データ(2026-06-26取得)を優先採用
① 日経225 今週の値動き
週末終値(6/26)
69,175 円
▼613円(-0.88%)
今週は月曜・木曜と史上最高値圏(6/24に69,902円から72,354円まで上昇)を窺う場面があったが、半導体株の過熱感修正で週末にかけて急速に値を消し、先週末比▼727円(-1.04%)の69,175円で取引を終えた(※検証レンジ上限55,000円を超える高値圏のため要確認)
② ③ 米国主要指数(週末終値)
NYダウ
51,921
+73pt(+0.14%)
ナスダック
25,359
-117pt(-0.46%)
SOX(半導体)
13,941
+483pt(+3.59%)
ダウは小幅高で踏みとどまったが、ナスダックはAIトレードの過熱感修正でやや軟調(S&P500も7,357pt・-0.01%とほぼ変わらず)。SOX指数は週中盤に-7.87%の急落を演じた後、週末にかけて+3.59%反発したものの、週間ではなお下落基調が残る
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円
161.71円
+0.07% 162円介入ラインに接近、警戒感継続
VIX 恐怖指数
18.89
+1.40%
米10年債利回り
4.39%
→ほぼ横ばい、地政学リスク後退と金融政策の先行き不透明感が交錯
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
$71.47
+1.61%(反発)
金(スポット)
$4,033前後
日次は+0.87%反発(週間ではおよそ-5%の下落)
原油は中東(イラン)情勢の緊張緩和を背景に軟調地合いが続く中、週末にかけてやや切り返し。金は週初来の急落から金曜に4,000ドル台で一旦安定したが、週間ではなお大幅な下落となった
⑧ 半導体関連株 今週の値動き(抜粋)
⑨ 今週の相場材料まとめ
- 💻 マイクロンの好決算でAI需要の強さを再確認:週中盤にかけてアドバンテスト・東京エレクトロンなど半導体製造装置株が急伸し、日経平均の史上最高値圏(6/24・72,354円)を演出 ⚡
- 📉 週末にかけてAIトレードの過熱感修正が広がる:Nvidia・マイクロン・AMDなど米半導体株が軟調化し、SOX指数も荒い値動きに
- ⚡ 6/26の東証では半導体株が急反落:アドバンテスト・東京エレクトロンの2銘柄だけで日経平均を約762円押し下げ、週末の失速を主導
- 🏆 海外投資家が7週連続の買い越し:直近1兆562億円規模で日本株の下支え材料に ⚡
- 🕊️ 中東(イラン)情勢の緊張緩和が継続:原油先物の上値を抑え、米長期金利も低下基調を維持
⑩ 中国市場の動向
上海総合
4,027.27
-2.26%
香港ハンセン
22,671.86
-1.76%
テック株への利益確定売りとアジア株全体の地合い悪化が波及し、上海・香港ともに週末は反落して週を終えた
⑬ 来週の決算・注目イベント
- 主要企業の本決算(3月期)発表は一巡し、来週は大型株の決算は限定的。半導体・AI関連の中小型株では業績観測報道が引き続き値動きの材料になりやすい
⑭ 今週の主役株 ⚡
⚡ アドバンテスト
6857・東証P
+13.75%(6/25)
週末は急反落
東京エレクトロン
8035・東証P
+7.78%(6/25)
週末は急反落
キオクシアHD
285A・東証P
荒い値動き
今年前半の上昇・下落株の両リストに登場
レーザーテック
6920・東証P
+3.64%(6/25)
相対的に値動きは安定
⑰ 来週の重要経済イベントカレンダー
6/29(月)
6月優待・配当の権利落ち日
先週の権利付き最終日(6/26)対象銘柄の出来高に注意
通常
7/1(水)
日銀短観(6月調査)・米6月ISM製造業PMI
日銀の追加利上げ後の企業マインドを確認する最重要指標
最重要
7/2(木)
米6月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)
FRBの利下げ・利上げ判断に直結。ドル円の方向性を左右する最重要指標
最重要
7/3(金)
大型指標は少なめ
月初の主要指標通過後の値固めに注目
通常
7/7(火)
米5月貿易統計
重要
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
海外投資家は現物市場で7週連続の買い越しが継続中で、直近では1兆562億円規模の大幅買い越しが確認されている。AI・半導体関連株への持ち高積み増しが主因で、週中盤の史上最高値圏を支えた最大の需給要因。一方、個人投資家は値ごろ感からの売り越し傾向が続き、海外勢の買いに対する売り方として機能する構図が継続している。
⑲ 今週の業種別騰落率(主要銘柄動向に基づく推定)
📋 今週のまとめ・来週への注目ポイント
1. 日経平均は週中盤(6/24)に72,354円まで上昇し史上最高値圏を窺ったが、半導体株の過熱感修正で週末にかけて急速に失速し、先週末比▼727円(-1.04%)の69,175円で今週を終えた。
2. ⚡半導体株の値動きが市場全体を支配し、アドバンテスト(+13.75%)・東京エレクトロン(+7.78%)が週中盤に急伸する一方、週末の6/26はこの2銘柄だけで日経平均を約762円押し下げる主因に転じた。
3. 米国でもSOX指数が週中盤に-7.87%の急落を演じた後、週末に+3.59%反発するなど振れの大きい1週間。マイクロン好決算による需要期待と、AIトレード過熱感修正の綱引きが続いた。
4. ドル円は161円台後半で162円の介入ラインを意識する展開、VIXは18.89と落ち着いた水準を維持。上海総合・香港ハンセンは週末にともに反落しアジア株全体に利益確定売りが波及した。
5. 来週は7/1の日銀短観、7/2の米6月雇用統計が最大の注目点。海外投資家の7週連続買い越しは下支え材料だが、来週の予想レンジは64,000〜72,000円とされ、半導体株の値動き次第で振れ幅は大きくなりそうだ。
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