🌅 朝の総合マーケットブリーフィング
2026年08月11日(火)朝 | KabuAI
🟡 やや弱気
🏆 エヌビディア(NVDA)が5営業日続伸で2ヶ月ぶり高値圏を維持 | AI半導体の底堅さを確認
📊 今週注目イベント:米国7月CPI発表見込み(8/12〜13目安)| インフレ動向次第でFRB利下げ観測が大きく変動
🔥 今週最重要:米国7月CPI発表(8/12〜13予定・21:30 JST) 🔥
コアCPI前月比+0.2%程度が市場コンセンサス。上振れなら9月利下げ後退で円安・日本株軟調リスク。下振れなら急反発の可能性。本日の国内市場は方向感が定まりにくい局面。
① 日経225先物チェック
前日終値(8/10 東証)
67,160 円
前日は半導体セクターの乱高下を経て小幅安で引け
夜間先物(8/11 0:00 時点)
66,900 円
▼260円(-0.39%)
NY市場の小幅安・地政学リスクを反映して軟調推移。寄り付きは66,800〜67,100円台が想定レンジ
② ③ 米国主要指数(8/10終値)
NYダウ
53,981
▼55pt(-0.10%)
小幅続落・方向感なし
ナスダック
26,669
▼21pt(-0.08%)
ほぼ横ばい
SOX(半導体)
6,085
▼1.0%
戦争懸念で乱高下
ダウ・ナスダックともに小幅安で精彩を欠く展開。半導体は地政学リスク浮上により乱高下後に軟調で引け。CPI発表待ちで様子見ムード強い。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円(USD/JPY)
149.50円
▼0.30円(円高方向)
⚡1週間オプションVol 9%台と高水準
VIX 恐怖指数
20.5
▲+3.5%(上昇)
⚠️ 警戒水準!
米10年債利回り
4.65%
→横ばい
引き締め長期化観測で高止まり
VIXが20.5と警戒水準を超過。ドル円のオプションボラティリティが9%台と急上昇しており、為替急変動リスクに注意。米10年債は4.65%で横ばい高止まりが続く。
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
$62.80
▼-0.5%(需要懸念)
金(スポット)
$3,285
▲+0.3%(地政学リスクで買い)
原油は需要懸念と地政学リスクが綱引き状態で$62台で軟調推移。金は安全資産として地政学リスク浮上を背景に買いが入り$3,285で底堅い。
⑧ 半導体関連株 前日比(8/10)| 最大絶対値=2.2%(レーザーテック)を基準
⑨ 相場材料まとめ
- ⚠️ 地政学リスク「戦争懸念」で半導体セクターが乱高下:AMD・INTCなど一時急落も底値から反発。NVDAは5日続伸で2ヶ月ぶり高値圏を維持し底堅さを示す。
- 📊 NY市場は小幅安で続落・方向感喪失:ダウ▼55pt(-0.10%)、ナスダック▼21pt(-0.08%)とCPI待ちで様子見ムード。積極的な買いも売りも入らない典型的なイベント前の動き。
- 💴 ドル円のオプションボラティリティが急上昇:1週間物が9%台と高水準。今後の為替急変動に備えたヘッジ需要が急増しており、149〜150円台での為替動向に注視が必要。
- 📈 米国10年債利回り4.65%で高止まり:FRBの利下げ長期化観測を背景にグロース株に上値抑制。CPI発表後の金利動向が今後のトレンドを大きく左右する。
- 🏭 3月期決算発表ラッシュ佳境:楽天グループ・ソニーFG・住友金属鉱山など主要企業の1Q決算が今週集中。個別株の大きな値動きに注意が必要。
⑩ 中国市場の動向
上海総合指数
3,947
▲+0.18%
小幅続伸・方向感薄い
香港ハンセン指数
25,710
▲+0.16%
底堅く推移
上海・香港ともに小幅プラス圏で底堅い動き。中国当局の景気刺激策期待が下支えとなっているが、積極的な上値追いも限定的。日本株への直接的な影響は限定的とみられる。
⑬ 本日〜今週の決算・注目イベント
- ⚡ 楽天グループ (4755)【本日予定】:モバイル事業の黒字化進捗と通期見通しが最大の注目点。赤字縮小なら大幅高も。
- 📊 住友金属鉱山 (5713)【今週】:電池材料・銅価格動向が業績を左右。資源株として相場環境次第で振れ幅大きい。
- 📊 ソニーグループ (6758)【今週】:PS5後継機戦略・半導体イメージセンサー需要がポイント。外れ値なしなら堅調維持か。
- 📊 マツキヨコカラ&カンパニー (3088)【今週】:インバウンド需要の取り込み状況に注目。内需・観光関連として好業績が続くか確認したい。
- 📊 スクウェア・エニックスHD (9684)【今週】:ゲームタイトルの国内外販売動向。NFT/メタバース展開の収益貢献もチェックポイント。
⑭ 前日の出来高急増・注目銘柄 ⚡
⚡ レーザーテック
6920
推定 44,000円台
-2.2%(出来高急増)
⚡ 楽天グループ
4755
推定 900円台
±0〜+2%(決算思惑)
東京エレクトロン
8035
推定 36,000円台
-1.5%
アドバンテスト
6857
推定 8,500円台
-1.4%
⑯ 信用倍率・踏み上げ警戒銘柄
- ⚡ レーザーテック (6920):高信用倍率(売り建て多め)。急落場面で踏み上げ発生リスクあり。逆張りと順張りが交錯する値動きに注意。
- ⚡ 楽天グループ (4755):決算前に信用売り残が積み上がっており、好決算発表時の踏み上げリスク大。
- 📊 半導体セクター全般:地政学リスク浮上で信用売り増加傾向。一方的な下値追いより自律反発局面での買い戻しに注意。
⑰ 今週の重要経済イベント(8/11〜8/14)
8/12(水)
〜8/13(木)
〜8/13(木)
🔥 米国7月CPI(消費者物価指数)発表
前年比予想+2.8%前後・コア前月比+0.2%。インフレ動向次第でFRBの9月利下げ実施可否が決まる最重要指標。上振れでリスクオフ強まる。
最重要
8/11(火)
今日
今日
国内主要企業 3月期1Q決算ラッシュ佳境
楽天G・住友金属鉱山・ソニーG等。個別株サプライズに注意。決算後に翌日以降でのアク抜けや失望売りが続くケースも。
重要
8/14(木)
21:30 JST
21:30 JST
米国 新規失業保険申請件数・PPI(生産者物価指数)
CPIに続く物価指標として注目。予想:新規申請21万件前後。PPIもCPIと合わせてFRBの政策見通しを左右。
重要
8/14(金)
21:30 JST
21:30 JST
米国7月小売売上高
個人消費の強さを確認する指標。前月比+0.3%程度が予想。強い数字は景気楽観論を支持するが、インフレ再燃懸念も。
通常
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
直近トレンド:外国人投資家は7月末から8月上旬にかけて日本株を断続的に売り越し。地政学リスクと円ボラティリティ上昇を背景にポジション縮小傾向。一方、国内機関投資家(年金等)は下落局面での買い支えが続いており、下値サポートとして機能。信用評価損益率は警戒ラインに近づきつつある。個人投資家は決算シーズン中の押し目買い姿勢を継続中。
⑲ 前日(8/10)業種別騰落率 | 最大絶対値=1.8%(電気機器)を基準
▲ 上昇業種 TOP3
▼ 下落業種 TOP3
📋 今日のまとめ・注目ポイント(2026年8月11日)
1. 日経先物は夜間66,900円(▼260円・-0.39%)と軟調で、VIXが20.5と警戒水準を超過したことから本日の東証は慎重なスタートが予想される。半導体セクターを中心に寄り付きは売り優勢か。
2. NY市場はダウ▼55pt・ナスダック▼21ptと小幅安にとどまり、積極的な売り崩しではなくCPI発表前の様子見による方向感喪失が主因。NVDAは5日続伸で底堅く、相場全体の崩壊リスクは限定的とみる。
3. ドル円は149.50円近辺で推移するも1週間オプションボラティリティが9%台と急上昇しており、為替の急変動リスクが高い状態が続いている。輸出株(自動車・電機)の追いかけ買いは慎重に。
4. 本日の最大注目は楽天グループ(4755)の決算発表:モバイル事業の収益化が市場の期待通りであれば大幅高、下振れならば急落リスクが高く、短期売買では方向感が出た後の追随が安全。
5. 今週最大のヤマは米国7月CPI(8/12〜13頃発表予定)。上振れ(インフレ再燃)は9月利下げ後退で円安・日本株軟調リスク、下振れは急反発のシナリオ。CPI発表前後は無用なポジションを避け、値動きを見てから判断することを強く推奨する。
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