日経平均・NYダウ 今日の見通し【2026/7/29】株式マーケット朝報

株ニュース
KabuAI 朝報 2026-07-29
🌅 朝の総合マーケットブリーフィング
2026年07月29日(水)朝 | KabuAI
🟡 やや弱気
🟡 本日の総合判定:やや弱気 | 韓国KOSPI暴落余波 + FOMC最終日・利上げリスク35.8%に警戒
🏆 NYダウは対イラン停戦交渉・原油安を好感して+263ドル(+0.51%)と小幅反発。52,210ドルで高値圏を維持した
📊 【本日最大イベント】FOMC最終日(7/29)— 政策金利発表は日本時間7/30 3:00 AM頃。利上げ確率35.8%が依然として残る
⚠️ 韓国KOSPI -10.83%暴落・サーキットブレーカー発動(今年8回目)。SKハイニックス-14%超、サムスン電子-9%超。日本半導体装置株への連鎖売りリスク大
🔥 FOMC最終日(7/29)- 政策金利決定に最大注目 🔥
現行FF金利:3.50〜3.75% | 市場予想:据え置き64.2% / 利上げ35.8%
ウォーシュ議長の声明・記者会見が最大の焦点。ドットチャート公表なし。日本時間7/30早朝3時頃に結果判明予定。
① 日経225先物チェック
7/28 現物終値 / CME夜間先物(7/29朝時点)
62,510 ▲145円(+0.23%)
現物7/28終値: 62,364.92円(前日比▼2,566.27円 / ▼3.95%、売買代金9.2兆円)。夜間先物はNYダウ反発受け若干回復。FOMC警戒で上値重い展開
7/27終値 64,931
64,931円(前日)
7/28終値 62,365
62,365円(▼2,566円 -3.95%)
夜間先物 62,510
62,510円(+145円 回復)
② ③ 米国主要指数(7/28終値)
NYダウ
52,210
+263pt(+0.51%)
ナスダック
24,932
▼44pt(-0.18%)
SOX(半導体)
5,420
▼2.8%(3日続落)
ダウは対イラン停戦・原油安で上昇。ナスダック・SOXは中国のDUV露光装置国産化報道を受けハイテク・半導体株への売りが優勢。ダウとナスダックが逆行する形
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円(USD/JPY)
163.58円
160円台後半・介入警戒
VIX 恐怖指数
22.5
▲FOMC前警戒
⚠️ 警戒水準!
米10年債利回り
4.67%
→ 高止まり・FOMC前
ドル円は163円台後半と高水準。日銀が7/27に政策据え置きを決定し、日米金利差が意識されやすい状況。VIXは20超えで市場全体の警戒感が高い
⑦ 原油(WTI)・金価格(7/28)
WTI原油
$82台
▼2日続落(停戦交渉)
金(スポット)
$4,050.7
▼38.08(ドル高圧力)
トランプ政権が対イランの攻撃停止を発表、停戦交渉期待でWTI原油が2日続落。金はドル指数1ヶ月ぶり高値圏で上値重い。リスクオフ全開にはなっていない
⑧ 半導体関連株 前日比(7/28)
⚡ 東エレク(8035)
-7.2%
アドバンテスト(6857)
-6.5%
⚡ レーザーテック(6920)
-6.1%
⚡ AMD
-5.2%
⚡ NVDA
-5.0%
TSMC-ADR
-4.0%
INTC
-2.5%
※日本株(東エレク・アドバンテスト・レーザーテック)は推計値。中国DUV露光装置国産化報道が製造装置株の中長期売り圧力となっている
⑨ 相場材料まとめ
  • 🇰🇷 韓国KOSPI -10.83%・サーキットブレーカー(今年8回目):SKハイニックス-14%超、サムスン電子-9%超。7月だけで約-30%という急落が続く。HBM(高帯域メモリ)需要の過剰投資懸念が背景
  • 🇨🇳 中国政府系企業、DUV露光装置の国産化に成功と報道:ASMLの中国向け輸出規制に対抗し液浸型DUVを自力開発。東エレク・レーザーテックなど日本の半導体製造装置株に中長期的な需要消失リスク
  • 🏦 FOMC最終日(7/28-29)— 利上げリスク35.8%が市場に重くのしかかる:現行FF金利3.50〜3.75%。FedWatch上では据え置き64.2%が優勢も、一部機関は利上げ提案の可能性を指摘。ウォーシュ議長の発言が最大の焦点
  • 🕊️ 米国、対イラン攻撃を停止・外交的解決へ:地政学リスク緩和でWTI原油が2日続落し$82台へ。輸送コスト低下期待でNYダウを支援
  • 🤖 AI過剰投資懸念がNVDA・AMDを直撃、各-5%超:エヌビディアのCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)に市場が注目。クラウド大手の設備投資削減懸念が半導体セクター全体を圧迫
⑩ 中国・アジア市場の動向(7/28)
上海総合
3,420
+0.2%(推計)
香港ハンセン
21,850
+0.8%(推計)
⚡ 韓国KOSPI
6,024
▼10.83%(暴落)
中国は自国DUV国産化報道でハイテク株が堅調、上海・香港は比較的底堅い。韓国は半導体メモリ需要懸念で歴代2位級の暴落。日本株は韓国からの連鎖売り圧力が続く見込み
⑪ 日本株への影響予想
ポジティブダウ小幅高・原油安
ネガティブKOSPI暴落余波・半導体安
最大リスクFOMC利上げリスク35.8%
注目セクター半導体装置・メモリ関連
⑫ 先物寄り付き予想
判定🟡 中立〜やや弱気
想定レンジ62,000〜63,000円
根拠夜間+145円も半導体売り継続
注意FOMC翌朝の変動リスク大
⑬ 本日の主要決算・注目発表(7/29)
  • SCREEN HD(7735):昨日(7/28)大引け後に決算発表。半導体製造装置の旗艦銘柄、今日の寄り付き反応に注目
  • 日東電工(6988):昨日引け後発表。光学フィルム・電子材料大手。グローバル需要が焦点
  • シマノ(7309):昨日引け後発表。自転車部品・釣具。海外向け需要動向に注目
  • キヤノン(7751):26年12月期純利益2%増の上振れ確認済み。株価への好材料として織り込み状況を確認
  • 📌 決算発表ラッシュ本番期。引け後・翌日寄り前の個別変動が激しくなる時期。ポジション管理を徹底
⑭ 前日(7/28)の出来高急増・注目銘柄 ⚡
⚡ 東京エレクトロン
8035
推定-7.2%
中国DUV直撃・出来高急増
半導体装置の国内筆頭。中国需要消失リスクの再評価が進む。反発狙いも慎重に
⚡ レーザーテック
6920
推定-6.1%
EUV検査装置・売り継続
信用買い残多く、踏み上げには至らず売り継続。サポートライン割れに注意
⚡ キオクシア HD
285A
NAND需要懸念
SKハイニックス暴落に連動
韓国メモリの歴史的暴落の余波。FOMC後の反発狙いは様子見が無難
ソフトバンクG
9984
AI投資懸念
NVDA連動・出来高急増
AI過剰投資懸念で大口売りが入る。信用倍率が高い状態が続き踏み上げリスクもあり
⑯ 信用倍率・踏み上げ注目銘柄
銘柄(コード) 注目ポイント リスク
レーザーテック(6920) 信用買い残が高水準継続 売り崩し・追証リスク
ソフトバンクG(9984) 信用倍率高く売り多い 急反発時の踏み上げ注意
東エレク(8035) 下落局面でも買い残多い さらなる追証売りリスク
⑰ 今週の重要経済イベント
7/29(今日)
日本時間7/30 3:00 AM
🏦 FOMC政策金利決定 + ウォーシュ議長記者会見
現行FF金利3.50〜3.75%。据え置き64.2% / 利上げ35.8%。ドットチャートなし。声明と記者会見での発言が次の相場の鍵
最重要
7/27(月)
実施済み
日銀金融政策決定会合(結果:据え置き)
現行政策維持。前回利上げの効果を見極める姿勢を継続。次回注目は秋以降
実施済
7/29(水)
月例経済報告(内閣府)
景気判断に変化があるか注目。半導体輸出の動向が焦点
重要
今週全般
国内外 決算発表ラッシュ
半導体・テック大手の決算が続く。個別株の大幅変動が続くため、ポジション管理を優先
通常
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向

AI過剰投資懸念と韓国発の半導体ショックを背景に、外国人投資家はハイテク・半導体セクターから資金を引き揚げる動きが継続。7/28の東証プライム売買代金は9兆1,959億円と活況も、下落局面での大商い。FOMC結果を受けた翌日(7/30)以降の方向感に注目が集まっている。

⑲ 前日(7/28)業種別騰落率(推計)
📉 電気機器
-5.8%
📉 情報・通信
-4.2%
📉 機械
-3.1%
📈 石油・石炭
+0.8%
📈 医薬品
+0.6%
📈 水産・農林
+0.4%
※推計値。電気機器(半導体製造装置中心)の下落が突出。ディフェンシブ・エネルギーは相対的に底堅い
📋 今日のまとめ・注目ポイント
1. 日経225は韓国KOSPI暴落(-10.83%、サーキットブレーカー発動)とNVDA・AMDの急落(各-5%超)を受けて前日比-2,566円(-3.95%)と急反落、夜間先物は62,510円と若干の回復にとどまっている。
2. 本日の最大焦点はFOMC最終日(7/29)の政策金利発表で、市場では利上げ確率が35.8%と無視できない水準にあり、結果は日本時間7/30早朝3時頃に判明するため、本日の取引は翌日リスクを強く意識した展開となる。
3. 中国政府系企業によるDUV露光装置の国産化成功が報じられており、東京エレクトロン・レーザーテック・アドバンテストなど日本の半導体製造装置株の中長期的な中国向け需要に影響が及ぶ構造的な売り圧力が生じている。
4. ドル円が163円台後半と介入警戒水準に接近し、VIX指数も22.5と20超えの警戒ゾーンに入っており、日銀が据え置きを続ける中でのFOMC結果次第では為替も大きく動く可能性がある。
5. 半導体株は大幅下落後の売られ過ぎ反発と引き続きの利確売りの攻防が予想されるが、FOMC結果が判明する7/30早朝を境に方向感が一変し得るため、本日は無理なポジション拡大を避け翌朝の動向を強く意識した柔軟な対応が求められる。

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