今週の株式市場まとめ&来週の見通し【2026/9/12】週次投資レポート

株ニュース
KabuAI 朝報 2026-09-12
📊 週末総括&来週展望レポート
2026年9月12日(土)朝 | KabuAI
🔴 弱気
🔴 今週の総合判定:弱気 | 中東リスク+インフレ再燃で日経週間▼1,009円安
⚠️ 中東情勢の緊迫化と米8月PPI上振れが重なり市場リスクオフ継続中。VIX 21超え警戒水準。
📊 来週9/16(水)FOMC金利発表+パウエル会見・9/18(金)日銀金融政策決定会合。超重要イベント週につき変動率が高まる見通し。
🔥 FOMC&日銀 超重要イベント週 🔥
9/16(水)FOMC政策金利発表+パウエル議長会見 / 9/18(金)日銀金融政策決定会合
PPI上振れ受けた追加利上げ観測が浮上。円高・金利高・地政学リスクのトリプル逆風に要警戒。
📉 今週の日経平均 週間総括
今週末終値 / 週間騰落
64,011円 ▼1,009円(-1.55%)
前週末65,020円から1,009円の下落。週末の大引けは▼1,259円(-1.93%)で引け、一時は2,000円超の急落局面も。
前週末 65,020円
65,020円(基準線)
今週高値 約65,800円
65,800円(水曜・週内高値)
今週末 64,011円
64,011円(週間▼1,009円)
① 日経225先物チェック(金曜大引け)
金曜終値 / 週末CME動向
64,011円 ▼1,259円(-1.93%)
金曜日中には一時▼2,000円超の急落。後場に買い戻しで下げ幅縮小。週末CME先物は米国安・中東リスクを引き継ぎ軟調継続見込み。
木曜終値 約65,270円
65,270円
金曜終値 64,011円
64,011円(▼1,259円)
来週想定 60,000〜65,000円
FOMC・日銀次第で上下2,000円振れも
② ③ 米国主要指数(金曜終値)
NYダウ
52,064
▼316.56ドル(-0.61%)
ナスダック総合
26,082
▼171.61pt(-0.65%)
SOX(半導体)
5,380
推定▼-1.8%
米8月PPI(卸売物価指数)が予想を上振れ。インフレ再加速懸念からFRBの追加利上げ観測が浮上し、高PER株・半導体株中心に売りが広がった。
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円
153.97円
先週156円台→153円台に円高進行
VIX 恐怖指数
21.5
↑ 上昇(推定)
⚠️ 警戒水準!
米10年債利回り
4.94%
↑上昇基調(PPI受け)
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
$62.80
週間▼1.69%(一時急騰後反落)
金(スポット)推定
$3,280
↑ 地政学リスク・安全資産買い
中東情勢の緊迫化で週中に原油が急騰し日経を圧迫したが、週末には反落して62.80ドルで着地。金は地政学リスクを追い風に底堅い展開が続いている。
⑧ 半導体関連株 前日比(金曜)※一部推定値
⚡ アドバンテスト(6857)
-4.5%
レーザーテック(6920)
-4.2%
東エレク(8035)
-3.8%
NVDA
-2.8%
AMD
-1.9%
INTC
-0.5%
⑨ 今週の主要相場材料
  • 🛢️ 中東情勢の緊迫化:イスラエル・ヒズボラ間の緊張が一段と高まり、原油先物が週中に急騰。エネルギーコスト上昇がインフレ懸念を増幅させ、グローバルでリスクオフが加速した。
  • 📊 米8月PPI(卸売物価指数)が予想上振れ:食品・エネルギー除くコアPPIが市場予想を上回り、インフレ再燃懸念が急浮上。米10年債利回りが4.94%まで急伸し、FRBの追加利上げ観測が台頭した。
  • 💴 円高進行(156円台→153円台):日銀の政策修正期待と円キャリートレードの巻き戻しが加速。ドル円は153円台まで急速に円高が進み、輸出株・グローバル企業株に強い逆風となった。
  • 💻 AI・半導体株が全面安:金利上昇によるバリュエーション圧縮懸念が拡大。東エレク・アドバンテスト・レーザーテックが4%超下落し、米NVDA・AMDも連れ安となった。
  • 📈 来週FOMC・日銀ダブル重要イベント:市場はFOMC前にリスク削減を優先。インフレ再燃なら追加利上げの可能性あり、金融政策の不確実性が売りを主導した。
⑩ 中国・アジア市場の動向
上海総合
3,888
▼46.29pt(-1.18%)
香港ハンセン(推定)
18,450
推定▼-1.4%
中東情勢緊迫化と中国経済回復ペースへの懸念から、本土・香港株ともリスクオフ売りが優勢。上海総合は3,900を割り込み下落基調が続く。
⑪ 来週の日本株展望
ネガティブFOMC追加利上げ警戒・中東リスク
ネガティブ円高進行で輸出株・グローバル株に圧力
ポジティブ64,000円台での割安感・日銀会合前の期待
注目セクター金融・銀行(金利上昇恩恵)・資源株
⑫ 来週先物寄り付き予想
判定🔴 弱気〜不安定
予想レンジ60,000〜65,000円
根拠FOMC前リスクオフ・円高・中東継続
注意FOMC次第で±2,000円の大変動も
⑬ 来週の決算・主要イベント
  • 📋 来週は主要企業決算は少なめ。FOMC・日銀会合前後は企業もIRを手控える傾向があり、市場の焦点は経済指標・金融政策に集中する。
  • ⚡ 9月中間決算シーズン接近:9月下旬以降、3月決算企業の第1四半期(4〜6月)業績修正発表が本格化。来週の動向に注目。
⑭ 今週の出来高急増・注目銘柄 ⚡
⚡ アドバンテスト
6857
推定 -4.5%
週間累計 -8%超(推定)
半導体全面安の筆頭。FOMC後の金利方向感次第で反発狙いも。信用残に注意
⚡ レーザーテック
6920
推定 -4.2%
高信用倍率・踏み上げリスク
売り圧力継続中。週末の信用倍率動向と来週FOMC結果を注視
東京エレクトロン
8035
推定 -3.8%
週間でも大幅安
半導体製造装置の需要見通しに注目。来週FOMC前後の値動きに注意
INPEX
1605
推定 +2.8%
原油関連・逆行高
中東情勢緊迫化で資源株に買い。週間でも上昇トレンドを維持
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
今週は外国人投資家が売り越し優勢。インフレ再燃懸念とFOMC前のリスク削減が主因で、特にAI・半導体セクターへの利益確定売りが目立った。国内機関投資家は下値拾いの動きも限定的で、様子見姿勢が続く。円高進行もドル建て資産の評価額下落につながり、売り圧力を強めた。
⑰ 来週(9/14〜9/19)の重要経済イベント
9/16(水) 翌3:00
🏦 FOMC政策金利発表+パウエル議長記者会見
PPI上振れ受けた追加利上げ観測あり。利上げなら日経60,000割れリスク。据え置きなら反発の可能性も。市場コンセンサスに注目
最重要
9/18(金) 昼頃
🏛️ 日銀金融政策決定会合(結果発表)+植田総裁会見
円高153円台まで進行。追加利上げ・YCC修正の可能性を市場は意識。決定次第で円が大きく振れる
最重要
9/15(火)
中国8月鉱工業生産・小売売上高
中国経済の回復力を測る指標。下振れなら新興市場全体に売り波及リスク
重要
9/15(火)
米9月ニューヨーク連銀製造業景況感指数
FOMC前の景気先行指標として注目。弱ければ利上げ観測後退で株高の可能性
重要
9/16(水) 21:30
米9月小売売上高
消費の強さを確認。PPIに続きインフレ指標として市場が注視
重要
9/17(木)
米新規失業保険申請件数・フィラデルフィア連銀製造業指数
通常
9/14(月)
日本7月鉱工業生産(確報)
通常
⑲ 業種別騰落率(金曜)※一部推定値
🛢️ 石油・石炭
+1.8%
⛏️ 鉱業
+0.9%
🏦 銀行業
+0.5%
🔬 精密機器
-3.8%
⚙️ 電気機器
-2.9%
💻 情報・通信
-2.4%
📋 今週のまとめ&来週の注目ポイント
1. 日経平均は今週▼1,009円安(-1.55%)と大幅下落、中東情勢緊迫化による原油高と米PPIの予想上振れが重なりインフレ再燃・金利上昇の二重圧力で64,000円台まで後退し、特に金曜日は一時2,000円超の急落を記録した。
2. 米国市場ではPPI上振れを受けFRBの追加利上げ観測が台頭、米10年債利回りが4.94%まで急伸し、高バリュエーションのAI・半導体株が全面安となって日本株のアドバンテスト・東エレク・レーザーテックも4%超の下落を余儀なくされた。
3. ドル円は先週の156円台から153円台へと急速に円高が進行、日銀の政策修正期待と円キャリートレードの巻き戻しが加速しており、来週日銀会合での追加利上げの可能性が意識されていることから輸出株へのさらなる逆風に警戒が必要だ。
4. 来週は9/16(水)FOMC政策金利発表+パウエル会見・9/18(金)日銀金融政策決定会合という超重要イベントが連続し、利上げ継続か据え置きかで日経平均は±2,000円規模の大きな方向感が生まれる可能性があり、ポジション管理を最優先とされたい。
5. FOMC後に金利上昇が一服すれば半導体・AI関連(アドバンテスト・東エレク)の反発に期待。金利上昇継続シナリオでは銀行・保険・資源株(INPEX等)が注目セクター。VIX 21超えの警戒水準が続く間はリスク量を絞り、FOMC結果確認後に動くのが賢明だ。

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