今週の株式市場まとめ&来週の見通し【2026/8/1】週次投資レポート

株ニュース
KabuAI 朝報 2026-08-01
📊 週末総括&来週展望レポート
2026年8月1日(土)週末版 | KabuAI
🟡 中立
🟡 今週の総合判定:中立 | 週初の急落から急回復、半導体好決算が相場を救う
🏆 アドバンテスト(6857)+18%ストップ高・東京エレクトロン(8035)+13%急騰。超好決算が週末の急反発を牽引した
📅 来週最大の焦点:米国雇用統計(8/7 金 21:30)。FRBの利下げ判断に直結。今週のFOMC後金利高止まり(4.65%)と合わせて警戒
⚠️ 7/28〜29の2日間で日経平均▼3,497円(-5.4%)の急落。FOMC後に米10年債利回りが急伸し、高金利長期化リスクが再燃。ドル円159円台で円安介入懸念も継続
① 今週の日経225・先物 週間サマリー
前週末比(7/24終値 → 7/31推定終値)
63,720 円(推定) ▼1,211円(-1.86%)
週初の急落(▼3,497円)から7/30〜31に急回復。前週末64,931円比で小幅マイナスに収まる
日次騰落(円)
7/28(火)急反落
▼2,566円(-3.95%)
7/29(水)続落
▼931円(-1.49%)
7/30(木)急反発
▲推定+1,370円(+2.23%)
7/31(金)続伸
▲推定+920円(+1.46%)
夜間先物(8/1 2:11 大阪取引所)
63,340 ▼380円(-0.60%)
CME先物63,780円。夜間は軟調だが週末特有の薄商い。月曜寄り付きは63,000〜64,500円レンジを想定
② ③ 米国主要指数(7/30 NY終値)
NYダウ
52,208
+614pt(+1.19%)
原油安・ハイテク回復が支援
ナスダック
25,122
+679pt(+2.70%)
AI支出懸念後退で大幅高
SOX(半導体)
+8.19%
週間最大の急騰
MSFTの好決算が契機に
マイクロソフト(MSFT)がAI関連クラウド事業の好調を発表し、過剰投資懸念が急速に後退。ナスダック・SOXともに急騰。NVDA終値$195.04(+2.65%)
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円(USD/JPY)
159.42円
160円介入ラインに接近
円安トレンド継続
VIX 恐怖指数
18.5
↓ 週末に低下
20未満で安定圏
米10年債利回り
4.65%
FOMC後に急伸・高止まり
↑ 上昇トレンド
FOMC(7/29)後に利回りが急伸し4.65%水準で高止まり。ハイテク株のバリュエーション圧迫要因として警戒。ドル円は159円台で推移しており財務省・日銀の口先介入にも注意
⑦ 原油(WTI)・金価格
WTI原油
$84
前日急騰後に調整
金(スポット)
$3,265
安全資産需要で高水準
原油は前々日に6.6%急騰後、調整局面。地政学リスクが価格の下支えに。金は米金利高止まりでも高水準を維持しており、市場の不確実性を反映
⑧ 半導体関連株 前日比(7/31 金曜日)
⚡ アドバンテスト(6857)
+18.0%(ストップ高 32,940円)
⚡ 東エレク(8035)
+13.0%(上方修正)
レーザーテック(6920)
+8.0%(推定)
AMD
+4.0%(推定)
⚡ NVDA
+2.65%($195.04)
INTC
+2.0%(推定)
日本の半導体装置株は好決算を背景に欧米株を大幅に上回る上昇率。アドバンテスト・東エレクともに「NVIDIAの好調な装置需要」を業績上方修正の主因として挙げている
⑨ 今週の主な相場材料(7/28〜7/31)
  • アドバンテスト(6857)・東京エレクトロン(8035)が超好決算:AI向け半導体テスト装置の需要急拡大を確認。アドバンテストは+18%でストップ高(32,940円)、東エレクは上半期営業利益を大幅上方修正し+13%と急騰。来週以降も半導体関連の決算に注目
  • 💻 マイクロソフト(MSFT)がAI支出継続を確認、市場のAI過剰投資懸念が後退:7/30のMSFT決算でAzure AIの売上急成長を発表。「AI投資の回収が始まった」と市場が受け止め、SOX指数+8.19%・ナスダック+2.70%の急騰を招いた
  • 📊 FOMC(7/29)で金融政策据え置き、声明後に米10年債が急伸:FRBは政策金利を据え置き。声明文でインフレ警戒姿勢が確認され、利回りが4.65%水準に急伸。一時的にハイテク株が売られたが翌日に急回復した
  • キオクシアHD(285A)が8,000億円の自社株買いと株式分割を発表:3,000万株・8,000億円の大型自社株買い。決算と株式分割も同時発表し、週後半の材料として注目度が高い
  • 🏢 ソフトバンクG(9984)・OLC(4661)も好決算でストップ高水準:ソフトバンクGは日米の好決算を受けAI関連株の旗手として急騰。OLCは1Q営業利益+23%増(TDSの25周年イベントが寄与)で買い気配となった
⑩ 中国市場の動向
上海総合
3,813
▼0.08%(参考値)
方向感を欠く展開が継続
香港ハンセン
25,884
+0.10%(7/31終値)
5日続伸、テック株が上昇
中国当局の景気支援政策への期待で香港ハンセン指数が5日続伸し25,884ptで終値。節目25,000pt回復を維持。上海総合は不動産懸念が重しだが底堅い展開
⑪ 来週の日本株 影響予想
ポジティブ半導体決算ラッシュ・AI投資加速
ポジティブ②米国株反発の継続・SOX急騰
リスク①米10年債4.65%の高止まり
リスク②ドル円159円台・介入警戒
注目セクター⚡ 半導体・精密機器・AI関連
週間想定62,500〜65,000円
⑫ 月曜(8/4)寄り付き予想
判定🟡 中立〜やや強気
想定レンジ63,000〜64,500円
根拠①SOX+8.19%・半導体好決算
根拠②夜間先物63,340円(-0.60%)
注意米10年債高止まりで上値重い
⑬ 今週の決算&来週の決算予定
  • アドバンテスト(6857) 7/31発表:超好決算・上方修正発表。AI向けテスター需要急拡大を確認。ストップ高(+18%)で週を締めくくる。来週も継続買い期待
  • 東京エレクトロン(8035) 7/31発表:上半期営業利益を大幅上方修正。半導体製造装置の受注が予想を大幅超過。+13%の急騰で週末の相場をリード
  • 📊 キオクシアHD(285A) 7/31発表:決算・8,000億円自社株買い・株式分割を同時発表。週中は4万円割れの急落も見せたが、週末の材料として市場の注目を集める
  • 🏢 OLC(オリエンタルランド)(4661):1Q営業利益+23%増。TDSの25周年イベントが好調で買い気配スタート
  • 📅 来週の主要決算予定(8/3〜8/8):ソニーG(6758)、村田製作所(6981)、三菱ケミカルG(4188)、住友電気工業(5802)など主要企業の決算が続く
⑭ 今週の出来高急増・注目銘柄 ⚡
⚡ アドバンテスト
6857
32,940円
+18.0%(ストップ高)
超好決算・上方修正。AI向けテスター需要が急拡大。来週も出来高急増の継続に注目。信用踏み上げにも注意
⚡ 東京エレクトロン
8035
+13.0%
上半期大幅上方修正
半導体製造装置の受注好調。NVDAの旺盛な装置需要が直撃。来週以降も関連銘柄の決算に追い風
⚡ キオクシアHD
285A
4万円割れから反発
自社株買い8,000億円発表
株式分割・大型自社株買い・決算を同時発表。週中は急落したが週末材料で評価見直し。乱高下に注意
ソフトバンクG
9984
ストップ高水準
AI投資期待で急騰
日米好決算を受けAI関連株の旗手として急騰。週初は暴落も週末に急回復。AI投資サイクルの恩恵銘柄
⑰ 来週の重要経済イベントカレンダー(8/3〜8/8)
8/3(月)
米国 ISM非製造業PMI(7月)
サービス業景況感。景気の先行指標として為替・株に影響。予想値との乖離に注意
重要
8/3〜8/7
日本 主要企業決算ラッシュ(ソニーG・村田製作所・三菱ケミカルGほか)
個別株の動きが大きくなる。半導体・電機・化学セクターを中心にチェック
国内
8/4(火)
米国 JOLTS求人件数(6月)
労働市場の需給を測る指標。雇用統計の前哨戦として重要視される
重要
8/5(水)
米国 ADP民間雇用統計(7月)
雇用統計直前の主要指標。予想比大幅乖離で為替・株が動きやすい
重要
8/6(木)
米国 新規失業保険申請件数・継続受給件数
週次の雇用動向確認。雇用統計前の参考指標
通常
8/7(金)21:30
🔥 米国 雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)
今週最大の注目。FRBの9月利下げ判断に直結。FOMC後の金利高止まりと合わせ、市場全体が結果に注目。予想と大幅乖離で急変動のリスク
最重要
8月下旬
ジャクソンホール経済シンポジウム(FRB議長基調講演)
カンザスシティ連銀主催。FRBの政策方針を示す年次イベント。利下げスケジュールへの言及が注目される
重要
⑱ 機関投資家・外国人の売買動向
今週は週初(7/28〜29)に外国人投資家の大量売りが観測され、日経平均が▼3,497円と急落。特に半導体・AI関連の信用売りが膨らんだ。しかし7/30〜31は好決算を背景に買い戻しが急速に進み、外国人の短期ポジション解消(踏み上げ)が急反発を増幅させた模様。中長期目線では機関投資家は日本株のバリュエーション面での割安感を指摘しており、押し目買い姿勢は継続との見方が多い。
⑲ 7/31(金)業種別騰落率(推定値)
⚙️ 電気機器
+8.5%(東エレク・アドバンテスト急騰)
🔬 精密機器
+6.8%(半導体テスター関連)
💻 情報・通信
+4.2%(AI関連・SBG)
🎡 サービス業
+2.6%(OLC好決算)
🏗️ 不動産
-0.8%(金利高止まり)
🚢 海運
-0.5%
⚡ 電力・ガス
-0.3%
※業種別データは推定値。電気機器は東エレク・アドバンテストの急騰が指数を大幅に押し上げた。金利感応度の高い不動産は弱含み
📋 今週のまとめ・来週の注目ポイント
1. 今週の日経平均は7/28〜29に半導体株暴落で累計▼3,497円(-5.4%)の急落となったが、7/30〜31に急回復して週間▼1,211円(-1.86%)と損失を大幅縮小。乱高下の激しい1週間だった。
2. 7/31(金)にアドバンテスト+18%ストップ高・東京エレクトロン+13%が相場を牽引。好決算が「AI・半導体の成長継続」を確認させ、外国人の踏み上げを誘発して急騰につながった。
3. 米国では7/30にマイクロソフトの好決算がAI過剰投資懸念を払拭し、SOX指数+8.19%・ナスダック+2.70%と急反発。NVDA終値$195.04(+2.65%)でNVIDIA自体の期待も根強い。
4. リスク要因として米10年債利回り4.65%の高止まりとFOMC後のタカ派的姿勢が継続。ドル円159.42円で円安・介入警戒も残る。来週の米雇用統計(8/7)が最大の相場変動要因となる。
5. 来週は国内決算ラッシュ(ソニーG・村田製作所ほか)と米雇用統計が焦点。半導体好決算の波及効果が続けば64,000〜65,000円台回復も視野に入るが、金利・為替次第では再び荒れた展開にも要注意。

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