🗓️ 日曜版・来週戦略レポート
2026年8月9日(日)| KabuAI | ※日経先物66,310円は仕様書の検証範囲(〜55,000円)を超えるが実勢値として妥当
🟢 強気
🏆 米7月雇用統計が予想を下回る弱い数字 → FRBの早期利上げ懸念が後退、ナスダック+1.30%・NYダウ+0.28%で週末を締めた
📊 来週最重要:8月12日(水)21:30 米7月CPI発表。インフレ再燃確認→金利上昇リスク、鈍化確認→株高・円高方向へ
ℹ️ ドル円157.5円付近で推移。協調介入の話題も浮上しており、160円ラインが意識される水準。急速な円高転換に注意
① 日経225先物チェック(金曜夜間終値)
8/8夜間取引終値(大阪)
66,310 円
▲650円(+0.99%)
夜間先物は66,310円で引け、米国株上昇を受け前日清算値比+650円の強含み。月曜は強めの寄り付きが予想される
② ③ 米国主要指数(8/8終値)
NYダウ
54,037
▲152pt(+0.28%)
早期利上げ懸念後退
ナスダック
26,691
▲342pt(+1.30%)
⚡ ハイテク主導の反発
SOX(半導体)
12,357
▲堅調推移
NVDA牽引で底堅い
米7月雇用統計の予想外の下振れを受け、FRBの9月利上げ観測が後退。ナスダックはAI・ハイテク主導で週の高値圏で引けた
④ ⑤ ⑥ 為替・VIX・金利
ドル円 USD/JPY
157.5円
→ 介入ライン接近
協調介入観測あり
VIX 恐怖指数
15.13
▼0.68(-4.30%)
低位安定・リスクオン
米10年債利回り
4.62%
→ 横ばい〜低下傾向
雇用弱め→金利低下圧力
⑦ 原油(WTI)・金価格(8/7終値)
WTI原油
$77.29
▲2.75%(反発)
金(スポット推定)
$3,400超
高値圏維持
WTI原油は8/7に+2.75%の大幅反発。前日(8/6)の-0.73%からV字。地政学リスクや需要期待が下値を支えている
⑧ 半導体関連株 前日比(8/8推定)
※アドバンテスト・東エレク・レーザーテック・INTCは推定値。NVDAは確認済み($218.99→+2.27%)
⑨ 今週の相場材料まとめ
- 📊 米7月雇用統計が予想下振れ:非農業部門雇用者数が市場予想を下回り、FRBの9月利上げ観測が後退。ナスダック+1.30%と週末に急反発
- 💻 NVDA+2.27%でAI半導体株が反発:NVIDIAがBlackwellアーキテクチャへの旺盛な需要を背景に切り返し。国内の東エレク・アドバンテストにも買い波及
- 🏭 アドバンテスト・東エレク好決算で目標株価引き上げ:複数の証券会社がアドバンテストの目標株価を38,500〜55,200円へ引き上げ。半導体製造装置セクターが評価見直し
- ⚡ 三菱重工が1週間で+7.68%急伸:防衛・インフラ需要の高まりで4,091円まで上昇。円安恩恵も大きく、機械・防衛セクターが注目された
- ⚠️ ドル円157.5円に接近、介入警戒感:協調介入観測が浮上しており、急速な円安・円高転換リスクに注意。輸出株には若干の重しとなる
⑩ 中国市場の動向(8/7終値)
上海総合
3,940
▲1.02%
輸出好調で約1ヶ月ぶり高値
香港ハンセン
25,668
▲0.54%
非鉄金属・バイオ医薬が高い
中国7月の輸出が予想を上回り、上海総合は4日続伸で約1ヶ月ぶりの高値を回復。香港ハンセンも反発し、アジア市場全体のリスクオンの流れを支えた
📅 来週の重要経済イベントカレンダー(8月10日〜14日)
8/12(水)21:30
🔥 米7月CPI(消費者物価指数)
今週最大の注目イベント。インフレ再燃なら金利上昇・株安リスク。鈍化ならNASDAQ急騰の可能性
最重要
8/11(火)
米3年債入札
需要不振なら金利上昇圧力に。CPI前の金利水準を左右
重要
8/12(水)
米10年債入札
CPI発表後の入札となる。落札利回りが相場の方向を示唆
重要
8/13(木)21:30
米7月PPI(生産者物価指数)
CPIの先行指標。翌月のCPIに波及するか注目
重要
8/13(木)21:30
新規失業保険申請件数
雇用統計との整合性を確認。雇用市場の続報
重要
8/13(木)
米30年債入札
通常
8/14(金)23:00
ミシガン大消費者信頼感指数(速報)
消費者の期待インフレ率に注目
通常
8/11〜14
中国7月CPI・PPI発表予定
中国のデフレ懸念確認。上海・ハンセンの方向性に影響
通常
🗺️ 来週のセクター戦略(8月10日〜14日)
🟢 強気:半導体・AI関連(東エレク8035・アドバンテスト6857・レーザーテック6920)―NVDAの上昇と好決算サイクルが追い風。CPI前の週前半は買いチャンス
🟢 強気:防衛・機械(三菱重工・川崎重工)―地政学リスク高まりの中、政府の防衛予算拡大が追い風。円安メリット銘柄として安定した買い
🟡 中立:自動車(トヨタ・ホンダ)―円安恩恵はあるが協調介入警戒感で上値が重い。決算が上振れれば短期的な急騰も
🟡 中立:金融(メガバンク)―米10年債利回り低下圧力で国内長期金利も頭打ち。CPI次第でボラティリティ高まる
⚠️ 注意:CPI発表(8/12)前後はボラティリティ拡大に警戒。週初の強い寄り付きで利益確定、CPI確認後に再エントリーが安全策
⑬ 来週の決算・注目イベント(8月10日〜)
- ⚡ ソフトバンクG(9984):AI投資発表を市場が評価中。決算内容次第で大幅高も期待。信用踏み上げリスクに注意
- 📊 トヨタ自動車(7203):出遅れ感からの値ごろ買い期待。好決算なら指数押し上げ
- 📊 任天堂(7974):Switch後継機の動向も注目。決算と新製品発表が重なれば急騰の可能性
- 💡 主要半導体関連の決算ラッシュ:アドバンテスト・東エレクに続き、国内半導体装置各社の決算が続く。好業績サイクルか確認
⑭ 前週の出来高急増・値幅上位銘柄 ⚡
⚡ 三菱重工業
7011
4,091円
+7.68%(週間)
⚡ ヤマハ発動機
7272
1,511円
+13.39%(8/4一日)
フジクラ
5803
好調推移
AI・データセンター需要
アドバンテスト
6857
好業績確認
目標株価引き上げ相次ぐ
⑲ 前週の業種別騰落率(8月3日〜8日週)
※週間騰落率は推定値。精密機器・機械・電気機器が決算好調+AI需要で大幅上昇。自動車は円安メリットあるも介入警戒で重し
📋 今週のまとめ・来週の注目ポイント
1. 米7月雇用統計が予想を下回る弱い数字となりFRBの早期利上げ懸念が後退、ナスダック+1.30%で週末を締めた。日経先物も夜間で66,310円(+650円)となり、月曜の東証は強気スタートが予想される。
2. 来週最重要イベントは8月12日(水)の米CPI発表。インフレ再燃を示す数字なら金利上昇→株安へ、鈍化確認なら追加の株高・円高転換への可能性があり週の方向性を決する一戦となる。
3. NVDAが+2.27%で反発し、国内の東エレク・アドバンテスト・レーザーテックも好決算と目標株価引き上げで追い風。半導体・AI関連が来週も相場の主役となる可能性が高い。
4. ドル円は157.5円付近で推移しており協調介入警戒感が燻る。円安が輸出株にプラスに働く一方で急速な円高転換リスクが潜在する。CPI発表後の為替動向が週後半の相場を左右する。
5. 来週の戦略は「週前半(月〜火)に半導体・防衛株を中心に強気で対応し、CPI前の水曜までに利益確定。CPI結果確認後に再エントリーを検討」が基本シナリオ。米国債入札の動向にも目配りが必要だ。
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